注文住宅レポート

【グレイッシュな床の落ち着いたシンプルモダンのお家】郡山市富久山町_Y様邸

プロローグ

東日本大震災による避難から10年。生活の基盤は新しい土地に根付きました。慣れない土地での慌ただしい生活は、一年、また一年と経つことに落ち着いたものになりました。

子どもたちも大きくなり、これからを見据えた時に、お施主様はマイホームを建てることを考え始めます。震災後すぐは、また地元に戻るのかここに住むのか全く読めませんでした。家庭のこと、仕事のこと、これからの人生のこと。家つくりを始めるとぐるぐる回り始めます。

今回のお家は、浪江町より避難後、郡山市で新たなスタートを切ったご家族のものです。10年の間に色々なことが変わり、そして自分たちも変わる選択をする時。

この10年で本当にたくさんの人達が家づくりをしました。自分たちが安心して眠れる住処をつくるお手伝いをすることは、その人の人生のポイントを垣間見る時でもあります。

構造
木造2階建て
階数
2階
間取り
4LDK+パントリー
敷地面積
567.56㎡
延床面積
122.55㎡

オープン型のワンルームLDK

今回のお家は玄関から入るとすぐLDKになり、水回りへのアクセスやリビング階段から2階に上がることができるようになっています。

1階に8帖の洋室、2階にそれぞれ6帖2室、8帖1室の3部屋がある4LDKのつくりになっています。

極力廊下を排したしつらえにしたのは、オープンな場所にするとともに場所を限定せずに様々な使い方ができる広さに充てるためでした。

廊下は廊下としての限定的な機能になるので、坪数を抑えつつ広さを確保したいときなどには、ワンルーム型でそれぞれの場所が廊下を兼ねる方法を取るのが一番です。人の動線や視線を考え、プライバシーが生まれるようにしています。

暮らしの中心は家のどこ?

生活の中心はほぼLDKになります。家族各々がしたいことができるように。ダイニングで一息してコーヒーを飲んでもいいし、リビングのソファで寝転がっても良い。

ダイニング横にしつらえたカウンターは、勉強やウェブの調べ物、ちょっとした家事スペースとあらゆることに使えます。もちろん、食事のスペースにしてもいいですよね。場所を型にはめて限定しないで、むしろ住みながら変わっていくことの方がより自然だと思っています。

ただし、人は時に一人になりたい時や、放っておいてほしい時があるものです。各洋室は一般的なつくりにして、それぞれ収納を設けました。『自分だけの場所』は、今も昔も皆さんの中の秘密基地になると思います。

インテリアのテーマはモノトーン。グレーのシックな床とそれに合わせたドア。コントラストになるよう、壁紙は白を基調としてよりメリハリの付いたトーンの色調になりました。

黒系、濃い木目系の家具。シンプルなホワイトの家具を置いても合うので、モダンな空間で暮らしを営めます。

暮らしに溶け込むキッチン。

キッチンは吊り戸をなくしたオープン型です。収納が背面に、キッチン横にパントリーを設けてお手入れの負担が少なくなるようにキッチンを使えるようにしました。

キッチン横の格子は玄関から入ってきたときのキッチンの目隠しとインテリアを兼ねています。グレーに塗装を掛けて、空間に馴染むようにしました。ダイニング・リビングが見渡せるので、お料理しながらお子さんを見る時に楽になりますよ。

終わりに、、、

一棟一棟ごとに、注文住宅を生業とさせて頂いてるからこそ、竣工とお引渡しの時は感慨深いものがあります。今まで一度も同じ家だったことはなく、そこには必ず住まう方の気持ちや感情がこもったものになります。

社会的にコロナの問題が大変な中、メッセージでのやり取りでのお家つくりの打合せに、時には夜分まで根気よくお付き合いして頂いたことには感謝しか有りません。

アイリスホーム一同、御礼申し上げます。

新しい出発が良いものになること、そしてこれからの暮らしと人生がより良いものになりますことを、お祈り申し上げます。

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石崎 幸崇

設計士 石崎 幸崇

打合せではお客様の気になることや質問に豊富な知識で気さくに応えてくれます。年間100本以上の映画鑑賞をしており(99%自宅)どちらかというと彼は草食動物でありながらも、ひっそりと知的な女性を好んでいます。好きな女優:黒木あい。気になっているアーティスト:内村友美。南相馬市生まれ。大学は仙台。社長のお子さんにXmasプレゼントを贈り続けているという優しい一面も。

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