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使い勝手の良いキッチンって何だろう?キッチンレイアウトレポート#1

キッチンをこだわる、、、

家を建てるに当たって、お父さんはお風呂、お母さんはキッチンにこだわりたい部分があります。
お互いに譲り合って、色や造りが決まっていくんですけど、実際にキッチンの良い造り方って何なんでしょうか?今回のブログはそこを考察していきたいと思います。

オーソドックスな対面キッチン

対面キッチンの代表的な造り方は、皆さんが一度は目にしたことがあるであろう大工さんが中心となって作るカウンターをダイニング側に設えるパターン。カウンター自体の造りは食事をどこで取るかで変わってきます。
世に言うラーメン屋さん方式で食事したい場合はカウンターの高さを下げますし、ダイニングテーブルを置きたい方は、大体床から1mちょいの所に設えます。
この場合は食事を作るときに必要なものを置いておきます。テーブルを置かないご家族も出てきているので、本当に多様性のある部分です。
カウンターの下を収納にする人もいれば、カウンターを折りたためるように作る人もいます。今はネットにいっぱい例がありますので、一度調べてみると楽しいですよ。

非対面式キッチンのメリット・デメリット

では非対面式のキッチンはどうでしょうか?対面式は一体感が魅力ですが、その分常にキッチン周りに目を配ってないといけません。急な来客があったりすると焦ったり、、、
非対面式であれば、例えば生活や来客のスペースから正に独立した造りなら、そういった事の調整がとても楽になります。料理を作っているときの香りの問題が気になる方には適している造りになりますね。
写真のような壁付けにしてダイニングと続きで使う場合にキッチンをL型にできたりと、キッチンのデザインを考えられるのも魅力です。
壁に向けてキッチンを据えて、窓を大きく取れば外の景色を見ながら料理を作ったりも出来ますね。デメリットは茶の間との距離感が出来てしまうことですね。
ですが、料理好きで色んなキッチンツール・家電を使ったり、ゆっくり料理したい方には実はおすすめの造り方です。対面キッチンが流行しておりますが、料理やキッチンツールをいっぱい持っている方には検討の一つだと思います。

キッチンは奥から生活の中心へ

現代の台所は本当に生活の中心になる所になりました。茶の間と分かれていた大正や昭和からすると、料理することだけでなく暮らしの営みをする上で大事な場所です。
間取りを考える際には、居室より優先するべきところがあるのも事実です。
全体を見ながらどう作るかを決めなくてはなりませんが、一緒に年月を重ねる相棒のような存在として考えると、おのずと答えが見つかるかもしれません。
いっぱいある作り方の中で、どれが家族に合うキッチンかを考えてみましょう。

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。