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窯業系外壁と漆喰外壁の違いはどこにある?

弊社でよく取り上げている「漆喰」についてですが、実際の所はどういう性能で、金額面はどのくらいアップするのかお客様としては、気になるところかもしれませんね!今回はそこも掘り下げて書かせていただきます。

○性能は、、、

漆喰外壁としての性能は、主に4つの項目に分かれていきます。高い遮熱効果(日光を反射して表面温度が上がりにくい)、自浄作用(紫外線と反応して汚れが浄化される)、殺菌作用(カビが発生しづらい)、不燃性(天然の無機質素材の為、燃えません)
特に一番の魅力が、高い遮熱効果ですね。気温の高い真夏日に外壁の表面の温度を測って比べてみると、その差がわかります。外気温が34.5~6℃、窯業系が60.2℃(上部写真)に対して、漆喰が36.2℃(下部写真)と表面の温度で24℃以上の差がでてきます。
つまり、それだけ建物の中に外の熱が伝わりにくいということになります。これは断熱のことを考えるととてもすごいことなんです。
実際に弊社で「窯業系外壁」の他にも温度測ってみたのですが、それでも「漆喰」の方が表面温度が低いですね。
ただ、デザイン性・色合いは窯業系外壁に比べるとシンプルなホワイトの外観になりますので、例えばレンガ調の外観がいいという人は漆喰と比べたときにどちらにするか悩みどころですよね。デザインなのか、、、漆喰の性能なのか、、、