近年では、二世帯住宅や在宅ワークが主流になり、リビングとは別に家族で団欒するスペースが欲しいと考えている方も多い様です。そういった方には「セカンドリビング」がおすすめです。
今回は、そのセカンドリビングを自宅に取り入れた際のメリットやデメリット、またおすすめの間取りなどをご紹介していきます。
セカンドリビングのメリット
セカンドリビングとは、メインリビングの他に設けられた二つ目のリビングの事を言います。自宅に二つのリビングを造る事になる為、ある程度の床面積が必要になるのも特徴の一つです。
以下では、そんなセカンドリビングのメリットについてご紹介します。
ライフスタイルに合わせた多目的な活用が可能
ご家族のライフスタイルに合わせて様々な活用が出来るセカンドリビング。主な活用方法としては趣味スペース、家族団欒スペース、子供の遊び場、また家電や家具を導入してワークスペースも作れる為、自宅でお仕事をされる方にもお勧めです。
用途に合わせて狭いスペースでも設置可能
セカンドリビングは狭い場所でも設置出来る為、活用方法によっては3帖〜4帖程の空間や、屋外にも設置可能となっており、用途に合わせてあらゆる場面で適切な場所を検討してみましょう。
コミュニケーションの場が増える
セカンドリビングを設置すれば、家族とのコミュニケーションの場が増えて、会話のある明るい家庭が実現するでしょう。
メインリビングの隣に配置し、生活にメリハリを付けることも可能です。
将来の備えにも役立つ
セカンドリビングの設置で、二世帯住宅にも役立ちます!
親世帯と子世帯で最初にリビングを分けられるため、それぞれのプライベート空間をしっかり確保できます。
セカンドリビングのデメリット
次に、セカンドリビングのデメリットをご紹介します。無計画に取り入れてしまうと、日々の生活の中で不便さを感じてしまう可能性がある為、事前にしっかりと計画しておく必要があります。
物置になってしまうリスクもある
セカンドリビングの一つ目のデメリットは、目的を明確にして造らないと物置になってしまう可能性がある事です。メインリビングだけで事足りてしまったら、設置しても使わなくなってしまう場合もあるのです。
セカンドリビングを最大限活用する為にも、事前に目的を持ってレイアウトやデザインを検討しておく事をおすすめします。
費用がかかる
セカンドリビング設置のデメリットには高額な費用がかかることもあります。設置する場所や取り入れる設備によって金額は大きく異なりますが、200万円〜500万円が相場となっています。
設置する際には、予算をオーバーしないように事前にしっかりと計画しておくことが大切でしょう。
他の部屋が狭くなる
セカンドリビングを造ると、他の空間が狭くなる可能性が出てきます。住宅の床面積は予め決まっている為、間取りを考える際は暮らしをイメージしながら部屋の広さや配置を決めていく事が大事です。
家族の移動が大変
セカンドリビングを取り入れる際には、事前に家族の生活動線を考慮し、毎日の移動がスムーズになる事を心掛けることが大切です。
実際に、セカンドリビングの失敗事例として、動線がスムーズでない事が挙げられています。家事動線や生活動線を事前に考えて造らなければ、いざ住んでみると家の中を行ったり来たりしていて、ストレスが溜まる生活になるでしょう。
2階セカンドリビングの魅力とは?
セカンドリビングを設置する場所として最も多いのは2階です。特に階段を上がった所のフリースペースに設置するケースが多い様です。
ここからは2階にセカンドリビングを配置する際のアイデアをいくつかご紹介します。
家族だけで気兼ねなく使える
普段、客間としているメインリビングは少しよそ行きの空間ですが、ゲストの目につかない2階リビングがあれば、お子さまがおもちゃを広げている時、洗濯物をたたんでいる途中にお客さまが訪ねて来ても慌てる必要がありません。家族だけでゆったりくつろげます。
デッドスペースである廊下を活用できる
通常では通路として使っている2階ホールを活用したセカンドリビングは、無駄のないレイアウトで、狭小住宅にも取り入れやすいというメリットがあります。壁際に本棚やカウンターを置くだけでも、家族の書斎やライブラリーとして重宝するスペースになります。
吹き抜けで家族の気配を感じられる
吹き抜けに面した場所にセカンドリビングを造れば、家族が別々の階で過ごしていても気配を感じられ、キッチンからママが「ごはんよ」と声を掛ければ、2階で遊んでいた子どもたちが降りてくる…なんて風景が目に浮かびます。
バルコニーと一体で使える
セカンドリビングをバルコニー続きにすれば、インとアウトにまたがる開放的な空間でくつろげます。
まとめ
今回は、セカンドリビングのメリットとデメリット、最適なアイデアなどについてご紹介しました。セカンドリビングは活用次第で、将来模様替えがしやすいなどメリットがたくさんあります。
ただ、事前に目的や用途などをしっかり決めておかないと、無駄な空間になるなどデメリットもあり、費用も高いため無駄な出費とならないように気を付けましょう。
ライフスタイルや家族構成を考慮し、どのような間取りでどのように使うかを事前に検討する事が大切です。
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