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家族の在り方

家族の形

僕の父は64で亡くなった。
僕が今年で32だから、ちょうど親父の半分生きたことになる。
親父が生前僕にしてくれた事を、僕はほとんど恩を返せなかった。
無くなって8年、母は時々親父を思い出している。
僕の幼少時代は少々変わっていて
自衛官だった親父にくっついて埼玉に住んでいた時期がある。
けれど母が体調を崩し、療養をかねて故郷に帰ることになった。
親父は転勤族だったから、結局僕と母だけが戻り
親父は単身赴任で生活することになった。
それは僕が高校生になるまで続いた。

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。