積算で私が一番重要視しているポイントは「材・工」について。入社したての頃、一番最初におそわったことです。
簡単にいえば材は材料(例:エアコン)、工は工事(例:エアコンを施工する費用)です。あたり前のことですが 、これが成立しないと建築そのものがなりたたなくなります。材料はあるのにその場所に取付するのが難し い・出来ない、その場所に取付する場合であれば追加で施工する費用がかかる(例:下地のない場所に手摺を 取付することは難しいので、柱が近くにあれば柱にあてますが、柱がなければ下地を入れなくてはいけない ので、材料も工事も必然的に高くなります)、工事はできるけど材料が生産終了もしくは在庫がないので提 供できない等、積算する上でこういった事はないように確認・検討・模索しながら材・工で積算する。
基本であり、一番重要視される所ですね!
積算について知ってもらいたい!
一番重要視しているポイント
平屋住宅・2階建て住宅
唐突な質問ですが、同じ坪数の平屋住宅・2階建て住宅で住宅の金額が同じだと思いますか?それとも違いがでると思いますか?
答えは違いがでます。平屋住宅の方が住宅の金額が高くなります。その要因は「屋根」・「基礎」が大部分を占めており単純に数量が倍になる為です(40坪で想定するのであれば、平屋住宅は40坪そのまま1Fの面積になりますが、2階建て住宅だと大よそ1Fの面積20坪・2Fの面積20坪と 分かれるので単純に「屋根」も「基礎」も数量が半分になります)。間取りの作り、屋根の形状・種類、基礎 の作り方等で金額にごさはでますが、大体は上記の内容通りです。皆さんご参考にしてみて下さい。