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ビルトインガレージには固定資産税がかかる?メリット・デメリットも詳しく解説します!

ビルトインガレージって聞くとお洒落なワードに聞こえますよね。

実際にはどういったもので、どのようなメリットがあるのか?

そんなビルトインガレージについてお話ししたいと思います。

 

ビルトインガレージの固定資産税について

ビルトインガレージとは建物の一階部分に車庫を組み込んだものです。

効率性や便利性など沢山のメリットがあります。

しかし、固定資産税にも注意しなければいけません。

固定資産税とは、所有している土地や建物に対し、毎年地方公共団体に支払うべき税金のことです。

 

問題なのはその固定資産税にビルトインガレージ部分も含まれるのか?ということです。

ビルトインガレージの場合、ガレージ部分が建物の床面積5分の1以下ならば床面積として計算されないため、ガレージに対して固定資産税はかかりませんが、

ガレージ部分が建物の床面積5分の1以上となると固定資産税が発生してしまいます。

 

税金対策をしたいのならばビルトインガレージは建物の床面積の5分の1以下にしましょう。

 

 

ビルトインガレージのメリット

ビルトインガレージのメリットは大きく4つあります。

 

絶対的に車を守れる

ビルトインガレージは屋根だけのカーポートや普通の駐車と違い、車が建物の中にあります。

雨風をしのげられるのは勿論、犯罪やいたずらからも車を完全に守り、傷や汚れを防ぐだけでなく、セキュリティーもしっかりとします。

 

 

乗り降りや車の出し入れが簡単

車庫と建物が隣接しているため、車からすぐに荷物を出し入れできます。

お子様がいるご家庭では、道路や周囲の状況に気を遣わなければなりませんが、ビルトインガレージなら乗り降りが楽な上に子供の乗車降車時の安全も確保できます。

お子様を駐車場内で安全にリードできるのは、子育て中のお母様方にも安心で嬉しい事です。

 

 

デザイン性

ビルトインガレージは建物内にあるのでデザインはシンプルだと思われがちですが、部屋の中から愛車を眺められるようにして楽しむ事も出来ます。

外から見える部分をお洒落にすることもできますが、この様に家の中から見えるようにして趣味のように楽しむこともできるのです。

 

 

容積率の緩和措置の対象

土地に建てられる建物の延床面積は容積率によって上限が決まっており、ビルトインガレージの場合は、延床面積に含まれますが割引緩和措置の対象に入ります。

つまり、同じ容積率の建物を建てる際に、ビルトインガレージがあった方が延床面積の上限が広くなるのです。

 

 

 

ビルトインガレージを建てる際に気をつけるべき4つのポイント

魅力がたくさんあるビルトインガレージで後悔しないために、建てる際知っておくべき4つのポイントをご紹介します。

 

 

老後を見据えた設計にする

ビルトインガレージは建物内に造られるので、後から造り直すことが難しいのです。

大型車に買い替える予定がある場合や、愛車のコレクションを考えているなど、将来の計画によっては大きめのガレージにする必要があります。

 

また、1階がビルトインガレージで居住スペースを上の階にという場合も注意が必要です。

出入りする度に階段を使うとなると、老後の生活が大変になります。

そのような事にならないよう、今のうちに将来を見据えた設計にすることが大事です。

 

 

ガレージの大きさ

先程も記述したように、ビルトインガレージが建物の延床面積の1/5ならば緩和措置の対象となりますが、この5分の1をオーバーしてしまうと緩和措置の対象外となります。

ビルトインガレージの面積が小さい方が、家の為に面積を使え節約にもなります。

 

ガレージの広さと住宅の延床面積を考えながら設計しましょう。

 

 

耐震性

1階をビルトインガレージにする場合、柱や壁など建物の支えが少なくなるために、耐震性が低くなります。

横に長い建物であれば、ビルトインガレージでも柱や壁のスペースが確保できるため、耐震性が損なわれることはありません。

しかし、東京の様に、土地があまり無い地域では家のスペースと駐車スペースを同時に取ることが難しいです。

 

そうした場合には耐震性が低くなってしまいます。

土地があまり無い地域でビルトインガレージにしたい場合、木造の中で最も耐震性の高い建材を考え、丈夫な重量鉄骨構造にしたり、SE構法にしたりと耐震性を強化することが大事です。

 

 

固定資産税に考慮した設備にする

先に触れたように、ビルトインガレージでも面積を考慮することで固定資産税を免れることはできます。

しかし、実際殆どのビルトインガレージには固定資産税が発生します。

ビルトインガレージの造りがシンプルならば固定資産税を抑える事が出来ますが、電動シャッターなど贅沢な設備をつけると固定資産税は高くなります。

 

自治体に確認した上、工務店やハウスメーカーなどに相談するといいでしょう。

 

 

 

まとめ

このようにビルトインガレージには気をつける点がいくつかありますが、そこさえ押さえておけば魅力の詰まった素敵な車庫になります。

住居に駐車スペースを作る際は、1つのアイデアとして取り入れてみるのも良いですね。

 

アイリスホームでは、ビルトインガレージなどお客様の理想のお家づくりのお手伝いをしています。

今回紹介した内容についてわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。

 

また、モデルハウス見学に参加して、想像を広げてみることもオススメです。

ぜひ一度アイリスホームのモデルハウス見学にお越しください。

実際に見学してみると、今まで持っていたイメージがもっと明確になるはずです!

 

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具体的な内容などが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。