＼ 費用やメリットを比較！／平屋と二階建てどっちがいい？

住宅スタイルの変化に伴い、かつては一般的だった二階建てから、最近では広々とした平屋に魅力を感じる方が増えています。

そこで、今回は平屋と二階建てを比較してみましょう。費用や生活の側面からそれぞれの長所や短所を検討し、具体的な施工例や選択の際のポイントについても解説していきます。ぜひ参考にしてください。

平屋と二階建ての費用の差を比較！

まず初めに、平屋と二階建ての費用の差を比較してみましょう。建築費用だけでなく、税金やメンテナンス費用についても確認しておくことが重要です。

建築費用

平屋と二階建て、どちらが建築費用が高いかは、間取りや設備、内装などの要素により異なります。

例えば、同じ坪数の家を建てた場合、二階建ては外壁が広がり工事費用が増加します。

一方で、同じ延べ床面積で建てた場合は、平屋の基礎や屋根の面積が広がり、坪単価が上昇します。

税金

不動産取得税や固定資産税など、家を取得した際や完成後に支払う税金にはいくつかの種類があります。同じ土地条件で同じ延べ床面積の平屋と二階建てを建てた場合、平屋は土地が広く必要となり税金が増加します。

また、基礎や屋根の広さは使用される資材が増えることを意味し、平屋の方が評価が高く、固定資産税が若干増加する可能性もあります。

メンテナンス費用

建築後のメンテナンス費用にもわずかな違いが見られます。一般的に、二階建てはメンテナンス費用が高いとされています。二階があるため外壁が大きく、足場を組む必要があり、その分費用がかさんでしまいます。

普段の掃除や手入れにおいても、二階建ては階段や複雑な配置、高い屋根があるため手間がかかると言えるでしょう。

平屋か二階建てのどっちか迷ったらメリット・デメリットを比較しよう！

平屋と二階建て、どちらを選ぶべきか悩んでいるなら、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。自分たちの生活スタイルに最適な住宅を見つけるためには、具体的なメリットとデメリットを知り、施工事例を通じてイメージを広げることが肝心です。

平屋と二階建ての特長や事例について見ていきましょう。

平屋のメリット

平屋は階段と二階がないため、ゆったりと開放的な間取りとなることが多いのが特徴です。

メリット① 階段の負担の少ない生活

平屋は階段や二階がないため、上り下りの負担や転落の心配がありません。特に高齢者や小さな子どものいる家庭にとって、安全性と安心感が大きなメリットです。

メリット② 機能的な生活導線

すべての設備が一階に収まっているため、家事や生活導線をスムーズに考えることができます。無駄な動線を省き、機能的な間取りが実現できます。

メリット③ 高い間取りの自由度

階段や二階を考慮する必要がないため、平屋は間取りのアイディアを自由に発揮できます。高い天井やスキップフロアなど、理想のデザインを実現する余地が豊かです。

メリット④ 家族とのコミュニケーション

開放的な一階の間取りが家族のコミュニケーションを促進します。すべての部屋が一つのフロアに収まっているため、家族の存在を感じやすくなります。

平屋のデメリット

平屋のデメリットも見ていきましょう。

デメリット① 敷地の広さが必要

平屋を広く建てるためには、十分な敷地が必要です。適切な土地を見つけることが難しかったり、土地代が高額であったりする可能性があります。

デメリット② プライバシー確保が課題

全ての部屋が同一フロアにあるため、プライバシー確保が難しい一面があります。隣り合った部屋では、お互いの動きや音が気になることがあります。寝室やお風呂も全て一階に配置されるため、外部からの視線に注意が必要かもしれません。

二階建てのメリット

続いて、二階建てのメリットについてご紹介します。

メリット① 敷地を有効活用できる

狭い敷地でも、二階を導入することで広々とした生活スペースを確保できます。特に土地が高いエリアでは、二階建てが一般的です。

メリット② 日当たりをよくできる

狭い敷地では、周囲の建物により日当たりが制限されることがあります。しかし、二階建てでは二階のリビングなど工夫を凝らすことで、良好な日当たりを確保できます。

メリット③ プライバシーの確保できる

各部屋が異なる階層に配置されるため、家族それぞれのプライバシーを保つことができます。一階と二階に分かれているため、生活音なども気になりにくいでしょう。

メリット④ 二世帯住宅への適応

エリアごとに住み分けがしやすいため、二階建ては二世帯住宅にも適しています。一階と二階それぞれにキッチンやトイレ、お風呂を設置すれば、二世帯での同居がより快適になります。

二階建てのデメリット

次に、二階建て住宅のデメリットについて考えましょう。

デメリット① 生活導線の複雑さ

一階と二階を行き来する必要があるため、生活導線は平屋に比べて複雑になりがちです。室内の移動距離が長くならないよう、慎重に間取りを検討する必要があります。

デメリット② 階段の上り下りが負担

二階建てでは上下の移動が避けられません。高齢者や小さな子どものいる家庭では、階段の上り下りが負担や危険を伴う可能性があります。

まとめ

どちらがおすすめとは一概に言えませんが、「自分や家族の生活スタイルに適しているか」という観点から判断するのが良いでしょう。

住まいでどのような暮らしをしたいのか、優先事項や重要視する項目を考慮して、平屋か二階建てを選ぶと良いと思います。

アイリスホームでは、お客様の暮らしに寄り添った家づくりをしています。

建物のことはもちろん、土地探しや住宅ローンのサポートもしておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。