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家が完成するまでにどれくらいの期間が必要なのかを解説します!

家が完成するまでにどれくらいの期間が必要なのかを解説します!

新たな家での生活を想像していると、とてもわくわくしませんか。
広いリビングでご家族とくつろぐ時間やベランダで一人でゆっくりとしている時間などを想像すると、早く新たな家に住みたいと思うのではないでしょうか。
理想的な暮らしはできるだけ早く実現したいとお考えの方が多いからこそ、「家づくりにはどれくらいの期間が必要になるのか」に対して疑問をお持ちの方も多いかもしれません。
そこで、今回は家が完成するまでに必要な期間についてご紹介します。

□家が完成するまでにどれくらいの期間が必要なのか?

家が完成するまでにどれくらいの期間が必要なのか?

前提として、新築の家が完成するまでにかかる期間は、構造や大きさ、土地の広さなどによって大きく異なります。
そのため、ここでは、あくまで一般的な相場としてご紹介しますと、新築の家が完成するまでは一般的に8〜15か月程度かかります。
新築を完成させるためには、情報収集から土地探し、契約の締結、工事などいくつかの工程を踏む必要性があります。
そこで、次の章では、それぞれの具体的な流れについてご紹介します。

□家づくりの具体的な手順や流れについて

家づくりの具体的な手順や流れは以下の通りです。

1.理想のイメージや条件を整理する
家づくりを始める際は、最初に理想のイメージや条件を整理するところから始めましょう。
最初に理想の条件やイメージをしっかりと決めていないと、後々になって、どこにお金をかけるべきか分からないようになります。
例えば、リビングの広さにこだわりを持つのか、キッチンの快適さにこだわりを持つのかによって、お金をかける場所は変わってきます。
当然ながら、「全ての場所にこだわりを持って、全てに高いお金をかける」という選択も一つの選択肢としてあります。
ただ、こだわりを持たずに全てにお金をかけてしまうのはとてももったいないことだと言えますので、最初に理想のイメージを膨らませて、こだわりを持つところとそうでないところを明確にしておきましょう。

2.予算を決める
理想の住宅像が浮かび上がれば、次は予算を決める段階に入ります。
予算をしっかりと決めておかないと、後々トラブルに発展する可能性があります。
家は、人生において最も大きな買い物の一つであるため、どうしても金銭感覚が麻痺状態になってしまうことがあります。
そのため、最初に予算を決めておかないと、「あれも付けよう。これも付けよう」と、どんどんオプションをつけてしまって、最終的には手を付けられないほど高額になってしまうこともあります。
そのような事態を防ぐために、「どの部分にどれくらいのお金をかけるのか」を事前に決めておくことが大切です。

3.土地探しをする
予算がある程度決まれば、土地探しを進めていきましょう。
家づくりをするうえで、土地探しの難しさは事前に把握しておくことが大切です。
例えば、住宅に関しては理想的な間取りを比較的実現しやすいですが、土地に関しては変えようのないものであるため、理想にぴったり合う土地を見つける事は比較的難しい傾向にあります。
そのため、土地探しの難しさを考慮して、スケジュールには余裕を持たせておくことが賢明でしょう。

4.施工会社を探す
土地が見つかれば、理想的な住宅を共に実現していく施工会社を見つけて相談します。
相談する際は、「現在の住宅に対する不満点」と「理想の住宅像」についてお伝えすることがポイントです。
特に、理想の住宅像に関しては、明確に共有できていないと、完成した際に、理想像と実際の仕上がりに対して大きなギャップを感じてしまう可能性があるからです。

5.見積もりと契約をする
施工会社に理想の住宅像に関しての共有が終われば、見積もりを出してもらって、その見積もりに問題がなければ契約をします。

6.工事に着工する
契約を結んでからは、実際に工事に進みます。
工事を始める前に地鎮祭を行うこともありますが、やり方が分からない場合は施工会社の方に相談しながら一緒に準備を進めることがおすすめです。

7.完成して引き渡しをする
住宅が完成すればいよいよ引き渡しをして家づくりは完了です。

□住宅を建てるのに必要な費用について

住宅を建てるのに必要な費用について

家づくりにおける予算を決めるためには、そもそも家づくりにかかる費用を把握しておくことが必要です。
家づくりにかかる費用は、家の構造や広さ、間取りなど、多くの要素によって左右されますが、一般的な費用としては約3000万円から約4600万円とされています。
上記の費用の中の大きな変数としては、「土地代」が挙げられます。
例えば、東京都の一坪当たりの土地代と地方の土地代とでは大きく費用が異なります。
そのため、家づくりにどれくらいの費用がかかるのかを把握するためには、土地代に着目することも大切です。

□住宅の完成が遅れるケースについて

家づくりが完成するまでにかかる時間は場合によって異なりますが、家づくりが予定通り進まない場合にはいくつかのパターンがあります。
そこで、事前に家づくりの完成が遅れるケースを把握しておくことで、ご自身が新築を建てる際は同じ様な失敗をしないように意識しましょう。
以下では、よくある家づくりの完成が遅れるケースについてご紹介します。

*土地探しに時間がかかりすぎてしまう

上記でもご紹介した通り、土地探しにおいて理想的な土地と出会うことは比較的難しい傾向にあるため、想定の期間よりも長い時間が必要になることがあります。
具体的には、3か月から半年程度の時間は必要になると想定しておくことが賢明でしょう。
ただ、上記の期間を想定していたとしても、希望のエリアが限定されていたり、土地に求める条件が多すぎたりすると、簡単に計画が長引いてしまう可能性があります。
土地探しが原因で計画が長引くといった事態を防ぐためには、土地探しに要する期間を長めに確保しておくことと、土地に求める条件をできるだけ減らすことがおすすめです。
当然ながら、土地に求める条件を最初から減らしておく必要はありませんが、計画通り進めることが難しそうだと判断してから、すぐに土地探しの条件を減らせるように、事前に「こだわりを強く持っている条件」と「そこまで強いこだわりではないけど、あった方が良いなと思っている条件」、「あってもなくても良い条件」に分けておくと良いでしょう。

*設備決めに時間がかかる

家づくりでは、ご自身の理想が実現できるため、細かい部分までこだわってしまい、どうしても設備決めに時間がかかってしまいます。
また、ご家族での住宅を建築する場合は、ご家族との意見が合わないことで、なかなかプランが決まらないといったケースもあります。
そこで、対策としては、家づくりを始める前に、ご家族を含めて全員のこだわりたい点や実現したいこと、現状の不満などを洗いざらい話し合うことがおすすめです。
事前に、こだわり条件についてしっかりと話しあっておくことで、時間をかけて細かい点まで考えてしまうといったことがなくなります。

□工事の期間が延長する要因とは

上記では、家づくりの計画が狂ってしまうケースについて見てきましたが、ここからは工事の期間が長くなる要因についてご紹介します。
事前に、工事期間が長くなる要因を把握しておいて、計画通りに工事を進められるように意識しましょう。

*悪天候

雨や雪などの悪天候によって、工事の期間が延長してしまうことがあります。
これは、悪天候によって、外壁や屋根の塗装が出来なくなったり、雪が積もることで雪かきの手間が必要になったりするからです。
そのため、悪天候が続いている場合は、工事の期間が延長される可能性がありますので、悪天候が続いていると予定通りに完成できそうかどうかを確認しておくと良いでしょう。

*工事期間中でのプラン変更

工事を進めている段階で、「やっぱりこうしておけばよかった」と思うポイントが生じる可能性があります。
そのような場合は、一度工事を止めて、プランを変更し、再度工事を進めるといった過程を経る必要があります。
つまり、一度工事を止める必要があるため、どうしても工事の期間が長くなってしまいます。
そのような事態を防ぐためには、工事を進める前に「本当にそのプランで満足か」を確認しましょう。
また、途中でプランを変更する場合、別途費用がかかることもありますので、できるだけ工事を始める前にプランの詳細を確認しておくことが大切です。

*ヒューマンエラー

家づくりには、非常に多くの人が関わります。
そのため、家づくりの過程において、どこかでヒューマンエラーが起きてしまって、それが工事の延長につながる可能性があります。
そのような事態を完全に防ぐことは難しいこともありますが、何かしら重要な変更を加える場合は書面や写真などで証拠を残しておくことがおすすめです。
それは、仮にヒューマンエラーによって、何かしらのトラブルに発展してしまっても、法的に対応できるようにしておくためです。

□住宅をできるだけ早く建てるためのポイントについて

家づくりには長い時間がかかってしまいますが、実はできるだけ早く家を建てる方法があります。
そこで、以下では、家を早く建てるためのポイントについてご紹介します。

*家の完成時期から逆算して計画を立てる

家の完成時期が決まっていないと、どうしても時間をかけすぎてしまいます。
そのため、最初に家の完成時期を決めておき、そこから逆算して家づくりを進めていきましょう。

*時間がかかる工程を把握する

家づくりには多くの工程が必要ですが、その中には非常に時間がかかるものがあります。
具体的には、土地探しやローン審査、設計などには非常に時間がかかります。
そこで、スケジュールを立てる前に、時間がよくかかる工程に関しては、時間に余裕を持たせておくことがおすすめです。

*優先順位を決める

家づくりをしていると、どうしても理想を詰めこみすぎてしまうことがあります。
例えば、当然ながら、土地は広ければ広い方が良いですし、立地は良い方が良いです。
ただ、そのような条件を全て満たすように家づくりを進めていると、どうしても時間がかかりすぎてしまいますし、お金も底をついてしまうかもしれません。
そこで、対策としては、「家づくりにおいてこだわりたい部分」を明確にしておくことがおすすめです。

□まとめ

住宅をできるだけ早く建てるためのポイントについて

今回は、家が完成するまでにどれくらいの期間が必要になるのかについて解説しました。
家が完成するまでにかかる期間は、条件によって大きく変わりますが、一般的には8〜15か月ほどかかります。
家づくりにおける工程の中でも、土地探しやローン審査などには比較的時間がかかる傾向にあるため、スケジュールを決める際は、時間のかかる工程にはスケジュールに余裕を持たせておくと良いでしょう。
また、家が完成するまでの期間をできるだけ短くするためには、「家の完成時期を決めてから逆算してスケジュールを立てること」「時間がかかる工程を把握すること」「優先順位をつけること」が大切です。

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。