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設計士と工務店社長による「テンションあがる注文住宅のつくり方」洗面所編

洗面所を一から考えてみると、、、

皆さんこんにちは。今日は注文住宅の間取りを作る際に洗面所(サニタリー)の考えについて少しだけ書いてみます。
通常洗面所や脱衣室というと皆さんどんなことを思い浮かべますか?アパートに住んでいる方は少し手狭、戸建ての方であれば大体畳二帖分というところでしょうか。
注文住宅をお客様がオーダーする際に、北面にあって化粧台があり、もう片方が洗濯機を置くところになっていて、ユニットバスに続くような感じ。この造りは一般的な造りですがメリット・デメリットがやっぱりあります。
メリットは洗面自体が一つの場所になっているので収納も考えやすく、朝シャワーを浴びることが習慣になっている方は一体的にすごくやりやすい造りになっていると思います。広さも畳二帖ですので間取りの広さを他に使えるようになりますし、コンパクトでまとまっているのが良いですね。
その反面、家族間であればまだ良いですが、誰かがお風呂を使っている時に化粧台が使いにくくなるのがデメリットです。

洗面所の提案です。

ここでの一つの提案ですが、うちの社長がお客様に注文住宅で洗面系を提案する際、洗面所と脱衣室を分けて提案する場合が多いんです。
洗面所と脱衣室がそれぞれ独立していれば、前述のプライバシーの問題が柔らかくなって、尚且洗面にトイレを連続させると人の動き上手が洗いやすいですし、人によってはトイレ内に手洗いを設けずに省略する事ができたりします。
洗面系の部分は毎日使いますし、自分の体のケアの部分が大きいので一般的な間取りの造りでも悪くはありませんが注文住宅で家をお考えの方であれば、ライフスタイルに合わせて工夫できることは一杯あるので、リビングやキッチンなどと同じように時間をかけて一つずつ吟味してみましょう。
小さい工夫ですごく使いやすくなったりするのが、家づくりの醍醐味でありますし、注文住宅ならではの楽しみの一つだと思います。一から間取りを考えるのは大変ですが、少し工夫するだけでそれからの暮らしが楽になりますよ。

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。