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おしゃれなリビング階段のメリット&デメリット

おしゃれな階段

リビングに階段が設けられているリビング階段。

「リビングイン階段」とも呼ばれており、

家族とのコミュニケーションが取りやすくなる等のメリットから近年人気が高まっています!

 

まさに今、家づくりでリビング階段をご検討中の方もいらっしゃると思います。

リビング階段を設置することでおしゃれな空間になり、吹き抜けとも相性が良いので

吹き抜けとリビング階段を同時に取り入れるケースも増えてきています!

 

そこで今回は、リビング階段を設置することのメリットやデメリットについて解説していきます!

 

 

【リビング階段のメリット】

 

メリット①:家族とのコミュニケーションが取りやすい

・子どもの帰宅時、自室に入る前に顔を合わせられるので些細な変化にも気付きやすい

・1階と2階に居ても身近に感じる

・夜間の無断外出も防ぎやすい

 

階段をリビングに設置することで、2階に上がる時には必ずリビングを通ることになります。

その為、家族と顔を合わせる機会が増えてコミュニケーションも取りやすくなり

子どもが成長して自室で過ごす時間が増えても、お互いの気配を感じながら過ごすことができるので

帰宅や外出を把握することができます。

 

メリット②:リビングが広々開放的に

・階段(+廊下)のスペースがLDKになる分広く、2階とのつながりで明るく開放的になりやすい

・吹き抜けを組み合わせると、さらに明るく開放的な空間に!

 

リビング階段を設置することで1階と2階がつながり、視覚効果により部屋が広く開放的に見えます。

また「吹き抜け」との相性が良いのも特徴で、同時に採用する方が増えています。

部屋の面積が狭い場合でも開放感や採光を増やせることで、スタイリッシュな空間を演出することができます!

 

メリット③:階段下を有効活用できる

・カウンターデスクやTVボードを設置したり、キッズスペースにしたりと利用方法は様々

・LDKに大容量収納を作ることも!

 

階段下を収納スペースにすればリビングの収納を増やすことも可能ですし、

あえて階段下をオープンにして観葉植物を置くのも開放的でおしゃれに見せることもできます。

使い方によりリビングのアクセントとなる空間を最大限に演出できます!

 

メリット④:階段ステップをベンチに

・階段の場所によっては、腰掛けながらTVを観たり読書したり、家事をする家族とコミュニケーションを取ったりすることもできる

 

読書する時の気分転換など、日当たりの良いリビング階段をベンチ代わりに使うこともおすすめです!

オープンで明るい雰囲気のリビング階段にすることでグッとおしゃれに、お気に入りの場所が作れます。

 

 

【リビング階段のデメリット】

 

デメリット①:冷暖房が効きにくい

・特に冬場の暖房は上に昇りやすい

 

デメリット②:臭いや音が響きやすい

・調理の臭いやTVの音が広がる

 

デメリット③:来客と顔を合わせる

・お風呂上がりにリビングでくつろいでいると、子どもの友達に会うことも

・休日AM等の来客時、お寝坊な子どもがパジャマ姿で下りてくることも

 

 

【デメリット対策例】

 

「①冷暖房 ②臭い」対策

→シーリングファン等を設置

→気密性・断熱性の高い住宅を選ぶ

→キッチン台や換気扇・窓の配置を考慮

 

気密性・断熱性能の高い設計にすることで寒さを防ぐことができたり、

冬の昼間に南側から自然光を入れて太陽の熱で家を暖めるようにするなど

寒さを感じにくくする間取りにすることで工夫ができるのもポイントです!

 

※もしも建築後に寒さを感じる場合はロールスクリーンの設置やカーテンの取り付けなどで階段とリビングを区切るという方法も効果的です!

 

「②音 ③来客」 対策

→階段の場所や部屋の間取りを考慮

 

音対策については、壁や床に音を吸収しやすい素材を使用することや、2階の扉を防音性の高いものにするのがおすすめです。

また、来客時には間仕切りを設置したり、

階段とリビングの間に壁を設置すれば、リビングが丸見えになるのを防ぐことができます。

来客の際に応接間として使えるスペースを作るのもおすすめの対策方法です!

 

そもそもリビング階段をリビング入口側に設計することで、

リビング階段を中央に配置した場合よりもリビングを大きく横切る必要がなくなり、

人の出入りが気になりにくくなる間取りに工夫することもできます。

 

【おわりに】

リビング階段を取り入れることで解放感のあるリビングになり、家族の絆を深めることもできます。

これからの暮らしにおすすめの間取りといえるでしょう。

 

 

「コミュニケーション重視」か「プライバシー重視」なのか、

各ご家庭のライフスタイルに合わせてご検討いただければと思います。

 

メリットだけでなくデメリットまで把握したうえで家づくりを計画することが後悔しない家づくりの秘訣です!

工夫ひとつでデメリットを解消できることもあるので、計画の段階でじっくりと考えましょう。

 

家づくりにおいて判断に迷ってしまうこと・わからないことがあれば、お気軽にご相談ください!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。