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平屋にウッドデッキは必要?メリットやデメリットについて解説します!

屋外に設置される木製テラスである「ウッドデッキ」は、開放感がありつつ、おしゃれで便利なスペースであることから、憧れの間取りの1つです。

平屋でも人気の間取りではありますが、実際にウッドデッキを設置するとなると、いくつかのデメリットがあるのも事実です。

設置してから後悔するのを防ぐためには、どのようなメリット・デメリットがあるのかを考慮した上で考える必要があります。

そこで今回の記事では、平屋にウッドデッキを設置するメリットやデメリットについて解説します。

設置するか迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

□平屋にウッドデッキを設置するメリットについて

平屋にウッドデッキを設置することで、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか。

以下では、6つのメリットについてご紹介します。

 

*室内が広く感じる

ウッドデッキを室内の床と同じくらいの高さで設置すると、視覚効果によって室内を広く感じられます。

また、室内の床の色とウッドデッキの色を合わせれば、家の外までもリビングが続いているような感覚で利用できるのでオススメです。

窓を開けて放つことでも、同様の感覚で利用できるでしょう。

 

*洗濯物を干せる

日当たりの良い場所にウッドデッキを設置することで、洗濯物や布団などを干せるスペースとして利用できます。

また、庭に物干し竿を設置する場合より、室内との出入りがしやすいため、便利に利用できる可能性が高いです。

 

*子供やペットの遊び場になる

リビングやくつろげるスペースの前にウッドデッキを設置することで、目の届く範囲で子供やペットを遊ばせられます。

また、ウッドデッキに屋根を設置すれば、天候が悪くお散歩に出られない日でも利用できるでしょう。

 

*食事やお茶が楽しめる

「第2のリビング」という感覚で、外で食事やお茶ができるスペースとして利用できるのも魅力です。

天気が良い日には、ご家族でランチやお茶、BBQなども外で楽しめるでしょう。

 

*友人を招きパーティを開ける

友人や親戚を招いてちょっとした食事会をする際にも、庭に面しているウッドデッキであれば、アウトドア感覚で特別感を演出できます。

しかし、BBQをする際はウッドデッキに油が飛び、ダメージが残る恐れや火災の危険があることには注意が必要です。

 

*作業がしやすい

気軽に腰を下ろしながら作業できるため、ガーデニングや日曜大工などの作業がしやすいです。

趣味を楽しむスペースとしても利用できるため、幅広く活躍してくれるでしょう。

ウッドデッキ

 

□ウッドデッキを設置するデメリットについて

ウッドデッキの設置にあたり、たくさんのメリットがあることをご紹介しましたが、一方でデメリットがいくつかあることにも注意が必要です。

以下では、ウッドデッキを設置するデメリットに加え、その対策についても解説します。

まず、正しくメンテナンスする必要があることです。

ウッドデッキの素材には、「天然木」と「人工木材」の2種類があり、それぞれの特徴を把握した上でメンテナンスする必要があります。

素材の特徴を知らずに適切なメンテナンスをしない場合は、劣化が早く進んだり本来の良さを発揮できなかったりする恐れがあるからです。

天然木のデッキ材は、人工の木材では味わえないような、本物の木の良さを感じられる魅力があります。

また、塗料を塗ることでお好みの色合いに仕上げられ、経年とともに味わいが増していくのも良さの1つでしょう。

しかし、天然の木であるために、防虫処理・防腐処理は定期的に行う必要があります。

美しい木の状態を維持するためには、色あせを防ぐ目的の塗装も欠かせないでしょう。

人工のデッキ材は、木粉に樹脂を混ぜたものや、樹脂にのみを素材にデッキ材へと成形加工したものです。

天然木の大敵であるシロアリが発生しないことや、腐食しにくいことがメリットとして挙げられます。

定期的な再塗装が必要なく、割れや変色も起きにくいため、掃き掃除や拭き掃除などの簡単にメンテナンスのみで大丈夫です。

しかし、真夏の炎天下や太陽光に長時間当たると、表面温度が上昇して裸足では利用できない可能性があるので注意が必要です。

次に、周囲の視線に配慮する必要があることも、ウッドデッキを設置する際には注意しましょう。

1階にウッドデッキやテラスを設置したいとお考えの場合は、道路や隣家から丸見えになる可能性があります。

そのような場合は、周囲の視線が気になってしまい、使いづらく感じてしまう恐れがあるので注意が必要です。

そのため、間取りを決める際には、周囲からの見え方を意識しながら考えることをオススメします。

もし、間取りで対応しにくい場合は、視線を遮るアイテムを駆使して対策すると良いです。

目隠しのフェンスやルーバー、少し高めの手すりを設置したり、デッキの周囲を壁で囲ったりすることで対応できるでしょう。

 

□平屋にウッドデッキを設置する手順や費用について

メリットやデメリットについてご紹介した後は、設置の流れや費用についてご紹介します。

必要な作業を工程ごとにご紹介しますが、DIYする場合にも同じような工程です。

 

*設置場所と材料の下処理をする

まず、ウッドデッキを設置する場所を決め、雑草や邪魔なものの処理をして基礎工事をします。

天然木を使用する場合は、先に防腐剤入りの塗料を重ね塗りし、乾かしておくとスムーズに進むでしょう。

特に基礎工事に関しては、設置にあたって最も大切な作業とも言え、後の仕上がりや使用感を大きく左右するため、注意しながら進めることをオススメします。

 

*ウッドデッキの根本部分を設置する

次に、根太や束柱など、ウッドデッキの土台となる部分を設置します。

この工程も非常に重要であり、歪みや曲がりが出ないよう、水平になっているか逐一確認しながら慎重に進めましょう。

ウッドデッキに直接フェンスをつける際には、床板を貼る前に設置すると後の作業もスムーズに進みます。

 

*デッキ部分を設置する

土台となる部分が完成した後は、デッキ地なる床板を設置していきます。

サイズを合わせてカットした床板を、1枚ずつ固定していきます。

 

*仕上げをする

最後には、仕上げとして幕板やコーナーキャップなどを固定していきます。

これらは必須の作業ではないものの、見栄えや耐久性に影響する場合もあるので、採用するケースも多いです。

また、費用に関しては、1㎡あたりで天然木は3〜4万円、人工木で3〜5万円程度が目安としてかかります。

特に人工木を採用する場合は、メーカーによって使用している製品が異なるため、品質な価格に大きな差があることには注意が必要です。

ウッドデッキを屋上に設置する場合は、面積が広いだけでなく、階段や手すりなどのオプションも必要となるため、高額になるケースが多いです。

同じ素材を使用した場合でも、DIYであれば安く済ませられる可能性が高いですが、技術が必要な作業も多いです。

そのため、初心者だと手間がかかる可能性があり、失敗するリスクが高いことにも注意しましょう。

ウッドデッキ

 

□ウッドデッキを設置するタイミングについて

家を建てる際、一緒にウッドデッキを設置することも可能ですが、完成した家に後から設置することも可能です。

ベストな設置タイミングを考えるためにも、それぞれのメリットやデメリットについて解説します。

 

*家を建てる時に設置する

一般的にウッドデッキを設置する場合は、家を建てるのと同じタイミングで作ります。

建築依頼をした会社にウッドデッキもお願いし、同じタイミングで作ってもらうことで、家のデザインにあったウッドデッキを設置できるでしょう。

リビングやキッチン、脱衣所などからの動線も考えやすく、使い勝手の良いウッドデッキにできます。

 

*家を建てた後に設置する

家を建てた後に、ウッドデッキを後付けする方法も可能です。

家を建てる時に設置する場合と同様、家を建ててくれた会社に依頼するもの良いですが、完成品を購入して自身で設置することも可能です。

安いものであれば2万円ほどで購入できるため、費用を抑えてウッドデッキを設置したい方にはオススメです。

 

□ウッドデッキを設置する際に考慮すべきポイントについて

ウッドデッキを設置することに決めた場合でも、どこにどのように設置するか、機能性・デザイン性はどうするかなど、検討すべきポイントはたくさんあります。

以下では、設置する際に考慮すべきポイントについて解説します。

まず、屋根をつけるかどうかを検討しましょう。

屋根をつけることも可能であり、デザイン性が増すだけでなく、雨や雪・直射日光からウッドデッキを守れるメリットもあります。

多少の雨であれば利用できますし、夏場にも温度上昇を抑えて快適に過ごせるでしょう。

一方で、屋根の部分に汚れがついた場合、掃除しにくいというデメリットもあります。

夏場には日差しを遮ってくれますが、冬場には部屋の中に光が入らない可能性があることも、デメリットの1つとして挙げられるでしょう。

屋根があることで、開放感を損ねてしまうのではと感じる方もいらっしゃいますが、開閉可能なタイプも存在するため、必要に応じて屋根を収納可能です。

どのようなウッドデッキを使いたいかをイメージした上で、屋根の設置を検討すると良いでしょう。

次に、適切な広さがどれくらいかを検討しましょう。

ウッドデッキの広さを決める際は、利用目的から考えると良いです。

例えば、洗濯物や布団を干したり、ガーデンセットでくつろいだりする目的であれば、それほど広さは必要ないでしょう。

しかし、ビニールプールを置いてお子様と遊んだり、パーティーを楽しんだりしたい場合は、ある程度の広さが必要です。

ウッドデッキを設置する場所の面積とのバランスや、屋根・手すりをつけるかどうかでも開放感が異なるので、様々なことも考慮しながら考える必要があります。

実際に使用しているイメージを浮かべながら、広さを決めることをオススメします。

ウッドデッキ

 

□まとめ

今回の記事では、平屋にウッドデッキを設置するメリットやデメリットについて解説しました。

両方を考慮した上で設置を考えることが重要であり、ご家族で話し合った上で決めることをオススメします。

当社では、素材や住宅性能、環境に適したフルオーダーの住宅をご提供しております。

そして、家づくりを考え始めた方に、わかりやすく丁寧にサポートすることをお約束いたします。

当社の1番の強みは、新築住宅を土地・建物・金融機関の手続きにおけるトータルなサポートをご提供できることです。

家づくりに関する質問や悩みなどありましたら、お気軽に当社までご相談ください。

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。