よい家づくりとは、生活とメンテナンスにお金がかからない家づくりと言えます。
どんなに見た目がオシャレな家を建てたとしても、
「夏、家にいても暑くて快適に過ごせない・・・」
「冬、どの部屋も一日中暖房をつけないと過ごせない・・・」というような家は
とても住みやすい家とは言えませんよね。
安く家を建てられたとしても、そのあとの生活においてお金がかかるようでは、安物買いの銭失いになり兼ねません。
それでは生活とメンテナンスにお金がかからない家をつくるためにはどうしたらいいのでしょうか?
いくつかポイントを見ていきましょう。
◇「住んでからかかる費用」は見落としがち!
これからマイホームを建てようと思っている皆さんは、
「こういう家にしたいな・・・」と理想の家を考えていることでしょう。
そして、「それにかかる費用はこのくらいかな?」と、
家を建てる際にかかる費用を想像している方がほとんどだと思います。
坪単価の違いについても多くの人が気になるところですよね。
物件購入費用やローン保証料や登記費用、火災保険といった諸費用、各種税金など
初めにかかる費用のことを「イニシャルコスト」といいます。
一般的にはこのイニシャルコストを安く抑えたいと考える方が多くいらっしゃいます。
ですが、家を建てる際に見落としがちなのが「住んでからかかる費用」です。
これを「ランニングコスト」といい、維持・修繕費や光熱費、駐車場料など毎月かかる費用のことを指します。
「そんなの住んでみないとわからないし、いざとなったら節約すればいいのでは?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、電気代が月に数万円違うなんていうこともありますし、思わぬ修繕が必要になり、
急な出費で困ってしまう、ということにもなり兼ねません。
最悪の場合、家の建て替えをしなければいけなくなる、ということも・・・
せっかく建てたマイホームのせいで、家族の幸せを奪ってしまうことになってはいけませんよね。
家を建てるときは、ライフプランとファイナンシャルプランの両方を考えることが大事です。
◇熱を逃がさなければ光熱費は下げられる!
ここで主なランニングコストである「光熱費」について見ていきましょう。
住みやすい家の特徴として、「光熱費が低いこと」が挙げられます。
日本の気候には、夏はジメジメとして蒸し暑く、冬は乾燥して冷える、という特徴があります。
暑くてジメジメとした(冬は冷たくて乾燥した)外気が家の中にそのまま入ってきたり、
外の熱が窓や壁、屋根を伝って家の中まで届くと、家の中は暑く(寒く)なり過ごしにくい環境になってしまいます。
この過ごしにくい湿度や温度を払拭するために、多くの家庭では複数のエアコンや暖房を使用します。
ですが、熱が逃げてしまう家では光熱費はどんどん上がってしまうのです。
そうではなく、高断熱・高気密ないわゆる「魔法瓶」のような家にすることで、
外の気温の影響を受けにくく、1年中快適に過ごせることでしょう。
また、部屋と部屋の温度差も少なくなるため、ヒートショックを防ぐことができます。
さらに窓や壁の中の結露の発生も抑えることができるため、カビを防ぎ、家が長持ちすることも特徴と言えます。
このようにランニングコストである光熱費を意識した家を建てることで、省エネになり、
家計にも環境にも家族にもやさしい家を実現できるでしょう。
住宅の性能を高める
◆内断熱と外断熱
では、光熱費を抑えることができる家にするためには、具体的にどうしたらよいのでしょうか?
年間の光熱費の中で最もその割合を占めているのは「暖房」です。
この暖房にかかる費用を削減することで光熱費を抑えることができます。
そのためには断熱性能を高めることが重要です。
まず断熱の方法としては「内断熱」と「外断熱」の大きく分けて2種類があります。
内断熱とは、柱と柱の間に断熱材を入れ、家の内側に断熱を施すタイプの断熱方法のことです。
内断熱のメリットとしては、
・ 比較的やさしい価格で施工が可能
・ 施工がそれほど困難ではないため、施工できる住宅メーカーが多い
・ 種類が豊富 などが挙げられます。
逆にデメリットとしては、
・ 隙間が起きやすく、内部結露が起こりやすい
・ 熱損失が起きやすい などが挙げられます。
ちなみに熱損失とは、建物の内部から外部へ熱が逃げてしまうことを指し、
その値は住宅の断熱性能を表す熱損失係数「Q値」として表されます。
このQ値の数値が小さいほど断熱性能が高い住宅ということになります。
次に外断熱とは、建物を外側から覆うようにして断熱材を施工するタイプの断熱方法のことを言います。
外断熱のメリットとしては、
・ 建物を覆うため断熱材が途切れず熱損失が少なくなる
・ 気密性が高くなる
・ 結露が起こりにくい ことが挙げられます。
デメリットは、
・ 内断熱に比べ、コストが高い
・ 外装材の種類が少ない
・ 建物内部の面積が狭くなってしまう などが挙げられます。
内断熱と外断熱両方見てきましたが、それぞれのメリットとデメリットをしっかり比較して検討することが大事です。
◆窓の性能にもこだわる!
熱移動の割合は、窓においては約50%にも上がります。
先ほど紹介した断熱のみにこだわっても、それだけでは高断熱・高気密で光熱費のかからない家になるとは言えません。
アイリスホームで使用している「樹脂サッシ」は、アルミサッシと比べて約3倍の断熱性能を生み出しています。
さらに高気密性能により、結露の発生も抑えることができます。
断熱性・遮熱性の高い窓(樹脂サッシ+ガラス)にもこだわることで、さらに光熱費の削減につながります。
例えば中庭を作り、全ての部屋が中庭に面した間取りにすることで、住宅密集地であっても風通しの良い・採光性のある家にすることができます。
開口部を広くとればとるほど熱損失も高くなり、逆にランニングコストが高くなってしまう可能性もありますが、このような断熱性・遮熱性の高い窓を使用することで、熱損失をおさえることができます。
◇まとめ
後からかかるランニングコストのことも視野に入れて、賢い家づくりを!
家づくりにおいて「初めにかかる費用」を重視してしまうことが多いですが、
「家を建ててからかかる費用」についてもしっかりと検討しておくことが良い家づくりの近道になります。
どういう家づくりをしたら、光熱費やそのほかのランニングコストが削減でき、長い年月安心で快適な暮らしができるか考えてみましょう。
アイリスホームでは、先に紹介した断熱性・遮熱性に優れた窓をはじめ、
他にも断熱性に優れた仕様や、キレイが続きメンテナンスが少なくて済む外壁を取り入れた家づくりをしています。
今回紹介した内容で「ランニングコストを考えた家づくりってどんなの?具体的に知りたい!」と思った方もそうでない方も、
ぜひ一度アイリスホームのモデルハウス見学にお越しください。
実際に見学してみると、今まで持っていたイメージがもっと明確になるはずです!
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では、また次回のブログをお楽しみに!!!