シックなインテリアにはたくさんの魅力があります。そして、流行に左右されにくく、多くの方から支持されています。
大人の落ち着いたイメージや洗練された上品で高級感溢れる空間にしたいなど、様々な希望をシックなインテリアを取り入れることで叶えることができます。
そこで今回は、シックな内装の特徴や取り入れる際のポイント、などを紹介していきます。
そもそも「シック」とは?
シックとはフランス語の「chic」を日本語表記にしたものです。
「おしゃれな、あか抜けた、粋な」などという意味があり、インテリアにおいては「上品で高級感がある」「大人の雰囲気がある」といった意味で用います。
また、「シックな色」というと白と黒のモノトーンカラーをイメージする方もいるでしょう。
その他にはグレーやブラウン、高級感のあるパープルや深みのあるレッドなどもシックな色だと言えます。
一般的には「大人らしく上品で落ち着いた色」を表します。
また「シック」と似たインテリアのイメージとして「モダン」があります。
抱く印象はそれぞれですが、モダンには「都会的」「近代的」という意味があります。
ちなみにモダンという言葉は、英語から来ていて明治時代から使われています。
「古典的」という意味として捉えてしまっていることがありますが、正しくは「近代的、現代的」という意味なので、注意するポイントです。
したがって、モダンテイストの内装は、余計な装飾がなく、シンプルで都会的な雰囲気のインテリアテイストを指すことが多いです。
家の内装をシックに見せるためのポイント
「部屋を大人で落ち着いた雰囲気に見せたいけど、何に重点を置けばいいのかわからない・・・」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、どうしたら家の内装をシックに見せることができるか、ポイントを4つご紹介していきます。
◆ホワイト・グレー・ブラウン系をベースに
シックな内装にしたいのに、イエローやピンクなどポップなカラーを取り入れたり、さまざまな色味を取り入れると真逆の印象になってしまいます。
シックな内装を目指すのであれば、
・色数は抑え3色以内に
・落ち着いたトーンのものを選ぶこと
・色のトーンは合わせた方が統一感が出て洗練された印象に
・おすすめは、ホワイト、グレー、ブラウンといった落ち着いた雰囲気の色
といった点に特に気を付けましょう。
また、メインにする色によって印象が変わってきます。
例えば、ホワイトをメインにすると「爽やかで明るい空間」になります。
モノトーンで統一すれば生活感を感じない、洗練されたモダンな雰囲気に。
アンティーク家具と合わせればシャビーシックなテイストにもなります。
グレーは主張が強くないので、モノトーンのバランスを取ったり、周りの色を引き立てやすい効果があります。
コンクリートや鉄材などの素材でグレーを取り入れるのもオススメです。
ホワイトやグレーベースであれば、どんな家具とも合わせやすいので、女性の一人暮らしや子育て世帯にも。
ブラウンをメインにすると、温かみがあり落ち着いた雰囲気に。
レザー素材や木材を取り入れるのがオススメです。
◆装飾品は数を絞り、シンプルなものを
お部屋に物が多いと、カジュアルすぎてシックな印象から遠ざかってしまいます。
メインとなる家具を選んだら、必要以上にものを置きすぎないのがポイントです。
観葉植物や壁に飾るアートもごちゃつかないように、バランスを考えながら少しずつ飾っていきましょう。
またシックな内装の家は全体の統一感が大切です。
特に部屋の印象を左右する、面積の大きい壁紙やカーテンの選び方に注意が必要です。
色は白やベージュ、アイボリー、明るめのグレーなど落ち着いたものをチョイスするのがおすすめです。
柄物を選ぶときは、細いストライプや幾何学模様などシンプルなデザインを選ぶと洗練された印象になります。
◆自然素材を取り入れる
シックな内装は上品な雰囲気がありつつも、場合によっては単調な雰囲気になってしまうというデメリットもあります。
そのような場合には、自然素材をプラスしてみましょう。
床や建具、家具に無垢材を使うのもおすすめです。
温かみのある自然素材をアクセントとして取り入れることで、落ち着いた印象の空間にすることができます。
◆照明にこだわる
照明にもこだわることでよりおしゃれに見えます。
シーリングライトだけでなく、ダウンライトやペンダントライトを使ったり、フロアライトを置いて、メリハリをつけてみましょう。
アクセントとしてシャンデリアやディコラティブな照明をつけるのも良いでしょう。
シックなインテリアスタイル
「シック」と言っても、組み合わせる素材や色によって様々なパターンのテイストが出来上がります。
続いてはシックと呼ばれるインテリアテイストの代表例をご紹介します。
◆シックモダン
落ち着いていて格調高い雰囲気のインテリアテイストのこと。
一般的には、ホテルライクでシンプルな都会的といったイメージがあります。
コーディネートの際には、色や素材の選び方が重要です。
白やベージュなどの明るい色より、黒、グレーといった暗めの色をメインにすると良いでしょう。
床材はウォールナットをはじめとした濃い色を選ぶと落ち着いた雰囲気になります。
木目だけでなく、石目や鉄など異素材を組み合わせるとよりおしゃれに見えます。
◆ソフトシック
シンプルモダンなインテリアを基調に少し柔らかさを取り入れたテイスト。
このようなインテリアにするには家具や小物の選び方が重要なポイントです。
家具や小物を選ぶときは、曲線を取り入れるようにしましょう。
丸みのあるテーブルや、鏡、曲線のデザインが入った建具などを取り入れることで、空間に柔らかさが生まれます。
壁紙やカーテンでグレージュカラーのような「優しく温もりのある色」を取り入れたりするのも良いでしょう。
また、指し色でブラックやネイビーなどはっきりした色を取り入れるとよりトレンド感のあるおしゃれな印象に。
◆シャビーシック
アンティークでレトロな雰囲気のあるテイスト。
「使い古した、粗野な」という意味の「shabby」と、「あか抜けた、おしゃれな」を意味する「chic」が組み合わさった言葉です。
相反する2つのエッセンスを取り入れることで、個性的でかつおしゃれでシックなお部屋になります。
白をベースに明るく爽やかな雰囲気をつくり、そこに少しグレイッシュなカラーやアンティーク家具やブロカント雑貨などのアイテムを組み合わせるといいでしょう。
アンティーク家具は費用が・・・という方は、使い古された雰囲気が出るようにDIYでエイジング加工するのもおすすめです。
また、カーテンやベッドカバーなどはリネンやコットン素材のものを選ぶとよりおしゃれな雰囲気に。
◆フレンチシック
シャビーシックに似ていますが、モダンテイストが強め。
ホワイトを基調に、猫足やモールディングなどのおしゃれで優雅な雰囲気の家具を合わせるのが特徴。
フリルやレースなどの女性らしさ溢れるフェミニンなアイテムもよく合うインテリアです。
◆オリエンタルシック
上品で優雅なシックインテリアにオリエンタルな要素を加えたテイスト。
海外セレブにも人気のテイストですが、日本の住宅にも合わせやすいコーディネートです。
シックインテリアを基調に、アジアンテイストな家具を配置したり、オリエンタルなデザインの照明やカーテン、マットなどを配置するのがおすすめです。
まとめ
シックな内装にするためには、落ち着いたトーンの色でまとめて、シンプルな雰囲気にすることがポイントです。
また、シックと言っても様々なテイストがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
上品で落ち着きのあるシックなデザインは、どんなテイストとも合わせやすく、センスの良いおしゃれなインテリアが楽しめます。
自分の好みの雰囲気を見つけて、どんな雰囲気のシックな内装にしたいのかイメージしてみましょう。
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