工務店スタッフブログ

間取りを考える時に取り入れてほしいワンポイント

寒くなってきましたね。

皆さんこんにちは。12月に入って寒波が本格的になってきました。朝の吐息が白く染まるのも、初雪が薄く車を覆っているのも、冬の到来を告げています。ここ数年、酷目の風邪は引いてなかったのですが、少し気を抜いてやられてしまいました。幸いそれほどかからずに持ち直せたのでホッとしています。皆さんもご自愛下さい。

一つ、提案です。

今日は注文住宅で家を購入しようと考えている方に、アドバイスというか、ちょっと気にかけてほしいことを少しだけ書きます。建売住宅や間取りが決まっている規格住宅でも応用できるかもしれません。これは心持ちの話なので、どこのメーカーさんとか、この商品じゃなくちゃ駄目、というものでもありません。注文住宅を考える際に持ってほしい心持ち。それはあえて「無駄なスペース、場所を設ける」です。

日本の注文住宅、そのほとんどが新築になります。法律の制限がありますが間取りを自由に設計できます。そうすると色んな希望や条件、家族のことがありますから、一つ一つ叶えるにはどうしたらいいかとなっていきます。

やっぱり予算もありますので、取捨選択もしてと、、、そうやって作っていく間取りはどうしても効率的な、機能的な、人の動きやが考えられた、スマートなものになっていくことになります。どんなに予算があって土地が広くても、心情としては損もしたくない、もったいないと思うと間取りはそっちの方向にいってしまうんですよね~(´・ω・`)で、それは悪いことではないんですよ。効率的なのはすごく大事なことだし、機能的、つまり使いやすいというのはとても大切ですよね。

無駄という豊かさ

じゃあ何故あえて「無駄なスペース、場所を設ける」なのでしょうか?皆さんは子供の頃、何もないちょっとした廊下を遊び場にしたりはしませんでしたか。押入れの中に隠れて、壮大な冒険に出て、ど○えもんに会ったりしませんでしたか?子供の頃住んでいた家のお気に入りの場所はどこだったでしょうか。

僕のお気に入りの場所は階段の上から三段目でした。今考えるとあぶないですけど、そこで本を読んだり、レゴを作っていた記憶があります。出窓に作られたカウンターの上もお気に入りの場所の一つです。子供だったから、上っていても何の問題もなかった。

ちょっとした場所に椅子を置いて座ってみると、家が違って見えたりします。余白があると、少しずつ心に余裕ができます。遊び心と言えば分かりやすいでしょうか。一生の買い物にそんな、、、とも思いがちですけど、暮らしの彩りになります。ちょっとだけの何げない自由なスペース。あえて「無駄なスペース、場所を設ける」とは家にそういった遊び心や余裕を持ってほしいという意味です。

バランスを取るように

効率を求めるとどこかに無理な部分が必ず出ます。図面ではすごく綺麗に見えていても、実際に作ってみると窮屈に感じたりする。空間や雰囲気・質感は、ゆるーく一見無駄に見える場所が良くしてくれることが多いです。

収納とれるけど少しだけ廊下を広めにとって椅子を置いてみたり、洗濯物を干すのではなく日向ぼっこでお茶を飲むために縁側を広くしてみたり、景色のいい場所に向かって、本来は必要の無い窓を設けてみたり。「暮らしの心地よさをデザインする」も大切なことの一つです。

お気に入りの場所を作るのは「無駄」かもしれませんが、とても豊かなことだと思います。収納の大きさや使いやすさも確かに大切です。けれど、長い時間を過ごす家族の家なのですから、あなたのお気に入りを加えてほしい。猫や犬はいつもお気に入りを探すのが得意。いつもの場所にノビてる(´ε` )。自分の贅沢お気に入りの場所なんですよ~。四季折々を彩る家に暮らす豊かさ、そんな家を造ってください。

石崎 幸崇

設計士 石崎 幸崇

打合せではお客様の気になることや質問に多彩な知識で応えてくれます。。 多彩な趣味を持っていて分からないことがないのでは?と思えてくるほどです。どちらかというと知的な女性を好む(K談)、マイペースで自分をもっている(T談)

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