こんにちは。相変わらず暑いままの日本大陸ですね~、、、
来週からもう9月に入ってきますが、今年の夏はよく分からないまま梅雨が来て、よく分からないまま熱帯になり、よく分からないままお盆がすぎるという、、、
夜が過ごしやすくなっただけ幾分マシですけど、正直体きつかったりします(汗)
今の住宅に気密工事が必要だと言われている理由
暑い、、、暑い、、、あつ、、、い
気密工事は何のためにするのか?
これを読むマイホームが気になっているあなたは、気密について知っていますか?ハウスメーカーさんや建築家の方々がお話していたりするんですけど、よく『気密住宅』とか『高断熱高気密』なんてワードで検索されます。
新聞の折込やyoutubeの広告でたまに出てきてますよね。最近の家は高性能化を目指して、年々法律やトレンドがレベルアップしてます。気密工事を必要と捉えているかは各会社さんによるので、今回は私達アイリスホームがなんで必要と言っているかを書きます。
現在の住宅は、24時間換気の設備を法律で家につけることを義務付けられており、計画的に室内の空気を換気することが、シックハウス症候群の観点から定められてます。(使うのは任意。。。)3種類の換気方式があって、新築の家はそのどれかを採用するんですね。
日本であれば新築のどの住宅においても、換気扇や給気口など、換気をするための仕組みが導入されます。ここで気密工事をおこなっているかいないかでの違いが出てきます。
皆さんは一般的なスタンダードな新築の家で、どれくらい隙間があるかご存知ですか?よくわからないな。。。(゜゜)となるのが大体です。建物の規模や形によっても変わったりするので、どれくらいあるかと言われると分かりづらい・・・
判断基準としてどれだけ隙間があるか(またはないか)はC値という値で数値化されており、現行の国の基準では5.0以下であれば良いということになっています。
色んな工法があるので一概にいえないのですが、この基準を満たすだけですと実際はかなりの隙間面積が建物にあります。このC値は気密測定をすることによって、算出されます。つまり建物の大小に関わらず、家ごとに考えることができるんですね。
気密を判断するC値
気密工事を行う目的は、このC値を1以下にすることです。それによって家の中に通常生じるであろう隙間をできる限り減らすことができます。隙間を減らすことが何につながるでしょうか??
まずは計画的な換気が可能になります。気密工事を行っていない住宅では隙間が多く、そこからの空気の流入などで、どんなに計画性を持っても狙い通りの換気をすることが難しくなります。隙間が少なくなれば、計画した換気を実現出来ます。
それに付随して冷暖房の管理もしやすくなり、日々の暮らしやすさ、健康と省エネにメリットをもたらすことが出来ます。
建築的には外部に接している壁の中の結露防止にいい影響を与えるので、家の性能をきちんと出すことが出来、また長く保つことが出来ます。(壁内結露に関してはまた後日)
私達はC値1以下はもちろんのこと、0.5以下を目指して施工をおこないます。(数値が小さいほど隙間の少ない家です)アイリスホームのモデルハウスはC値=0.6です。建物に対して言うと、断面積で10cm角くらいの隙間面積になります。
費用感は、、、?
マイホーム計画で聞いたことのないジャンルが出ると、費用面でも気になってきますよね。家の大きさによって違いはありますが、34~36坪のお家で大体90万円前後です。(もちろん高断熱も含みます。家全体で高気密高断熱にした場合)
総額で見ると金額として大きく見えますよね。では、住宅ローン換算にして月々の支払いがどれくらいかかる様になるのか、、、
金融機関や金利によって多少異なりますが、35年ローンで数字を切りよく100万円予算が大きくなった場合、月々の支払いは3000円増えます。月々3000円増えるんですけど、家の性能は底上げされて、なおかつ長持ちしやすくなります。
もちろん、一番は費用だと思いますが、月々に換算した場合ぜひ検討してもらいたい分野の工事になります。もっと深く知りたい方は、お気軽に総合案内までメールください。よろしくおねがいします。。。