工務店スタッフブログ

余白

雨音

雨がしんしんと降っている。
雨の日は車の音がやさしい。タイヤが走る音が水の音と混じって
ものさびしさを感じさせる。
梅雨の季節は目の前に来ているけれど
日々の忙しさからニュースも良く見ていなくて
そうなんだろうなぁという思いでしかない。
毎日の移り変わりの早さに
自分だけが止まっているような気がして気後れするけれど
それはそれでいいかと、受け入れることにした。
6月も半ばに入り今年の半分ももうすぐ終わり。
折り返し地点で後半。

少しだけ

人間そんなには頑張れないから、少しだけ心に休みを取ろう。
目一杯働いて目一杯遊んで、日々の彩りを。
その考えには賛成だけど、自分の事を省みて、休む時間を取ろう。
雨の日はそんな気持ちを僕にくれる。マグカップ片手に。
ずっと飛んでいられる鳥はいない。いつかは安全な屋根や木に止まって休む。
それは休むと言うより余白の時間だ。もっと頑張れるけどその前に一息。
渡り鳥であれば、目的地に着く前の休息。

無いことの美しさ

何も無い。義務も責任もやりたい事も。ただ、余白。
車のハンドルに遊びがあるように。
目一杯を少しだけ緩めて、ゆっくり自分らしくいよう。
建築においてもそれは同じで、目一杯スペースを使おうとすると
計画や造りのどこかに無理が出る。
遊びや余白があったほうが、その場所は豊かな場合が多い。
何気ない余白を子供達や猫は格好の大好きな場所に変えるだろう。
リビングだろうと、寝室だろうと、何気なく感じる居心地の場所。
少しずつ余白を造っておくと、お互いが無理をしないから
どちらも無理なく自然でいられる。
それは人間にも当てはまると僕は思う。
お金の事、世の中のこと、自分や他の人のそれぞれの人生。
遊び心を持てとはよく言われるけど、僕には余白と言われた方が分かりやすかった。
何もなく、何かを待っているわけでもなく、でもそこにある。
理由の無い時間、理由の無い人生、あってもいいんじゃないかと思うようになった。
そしてそれを信じるのにも理由は要らないんだ。

石崎 幸崇

設計士 石崎 幸崇

打合せではお客様の気になることや質問に多彩な知識で応えてくれます。。 多彩な趣味を持っていて分からないことがないのでは?と思えてくるほどです。どちらかというと知的な女性を好む(K談)、マイペースで自分をもっている(T談)

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