平屋とは一言でいうと、1階建ての住宅のことです。
昔からある日本家屋と言うと、平屋をイメージされる方が多いのではないでしょうか?
つまり階段が無く、全ての部屋が1階に配置されます。
平屋の場合、2階建ての住宅よりも天井高が高く、広いワンフロアのLDKにするパターンも多く
抜群の開放感です!
そうしたメリットから、広々とした家でゆったり暮らすというライフスタイルが実現ですることができます。
また1階から2階への階段の移動が無いので、
生活動線も効率的であり、体への負担が少ないのも魅力的です。
しかしながら、たくさんの部屋数を確保しようと思うと、当然ですが2階建てよりも広い土地が必要となってきますので注意が必要です。
今回は、そんな「平屋」のメリットとデメリットをご紹介していきます!
【平屋のメリット】
メリット1:移動が楽
階段の上り下りもなく、生活動線や家事動線も効率が良い
→例えば1階で洗濯をして2階のベランダに干す…という必要がありません。
2階の部屋を掃除するために掃除機を運ぶことも不要です!
間取りを考えるときにも、平面移動だけなので効率的な間取りを考えやすく、
高齢者や小さな子どもにも安心です。
メリット2:家族のコミュニケーションが取りやすい
家族全員が同じフロアーでの生活になり、中心がリビングとする間取りが多いため
家族の気配を身近に感じられる
→各部屋へ移動する時、必然的にリビングを通る間取りにすることも可能であり、
家族と顔を合わせる機会が増えることで、コミュニケーションが取りやすくなります。
「子どもが帰宅後、2階の自室へ直行するのでいつ帰ってきたのかがわからない」という問題も防げます。
メリット3:間取りの自由度が高い
2階を支えるための柱や壁も必要がない分、間取りの自由度も高い
→2階との兼ね合いや階段の位置など考慮しなくて良い分、間取りを検討する時に縛りが少なくなる
天井を高めの設計にしたり、LDKを広めのワンフロアにしたり…など、
平屋だからこそ、のゆとりのある間取りが可能です。
メリット4:メンテナンスの手間や費用が抑えられる
窓の掃除やエアコン(室外機)の交換、外壁・屋根・雨どい等のメンテナンス時に手間や費用が抑えられる
→2階のフロアーを設けないことで、メンテナンスの際には
大がかりな足場を組む必要がなく、2階建てと比べてメンテナンスの費用が抑えられる傾向があります。
メリット5:安全性が高い
高さが低く重心も低いため、地震や台風などの影響を受けにくい
→平屋は2階が無いので、その分重心が低くなることで安全性が増します。
また家庭内で起こりやすい事故の一つ、階段からの転落の可能性も無くなることで
小さなお子さまや高齢者にもおすすめなバリアフリーな住宅といえます。
今後の自分たちの住まいを考えて平屋を選択される方も増えてきています。
メリット6:自然を身近に感じられる
平屋は屋外に出やすく、外の景色を窓から取り込むことで自然を身近に感じられる
→どの部屋にいても屋外に出やすく、窓からの景色やグリーンを取り込むことで
より自然を身近に感じられる住まいになります。
庭にテラスを作ってお茶や食事を楽しんだり、芝生を植えて子どもお子さまやペットが走り回れるようにすると、さらに庭で過ごす時間を楽しめます。
眺めているだけで、気持ち良さを感じられる場所なので気分転換にもなります。
シンボルツリーを植えたり、ガーデニングや家庭菜園をすることで、季節を感じながら
一年を通して心豊かな暮らしを楽しめます!
【平屋のデメリット】
デメリット1:建築費が割高
2階建てと同じ広さを確保しようとした場合、階段や2階トイレを除いても
建築面積が広くなる分、費用の掛かる基礎や屋根が広くなるので割高になりやすい
デメリット2:敷地が広く必要になる
デメリット1と同様、2階建てと同じ広さを求めれば敷地も広く必要になる
デメリット3:プライバシーが守られにくい
コミュニケーションが取りやすい反面、音漏れなどもあり
年頃のお子さまやリモートワークの家庭には不向きな面も
また、道路や隣家からも視線が届きやすく暮らしのプライバシーも守りにくい
デメリット4:日当たりが確保しにくい
部屋数が多くなると、外に接しない中心の部屋の採光が難しくなる
また、敷地を広く必要とするため境界ぎりぎりまで建物を建てると
周りの建物の陰になることも
デメリット5:防犯面に注意
採光のため窓を多く設置すると、外部から視線が入りやすく
寝室や子供部屋も1階のため防犯面に配慮も必要に
【おわりに】
平屋・2階建てなど、様々な住まいの選択肢がありますが、どの住宅にもメリットやデメリットがあります。
これから平屋の建築を検討している方は、平屋のメリットとデメリットを理解しておくことがとても大切です!
そのうえで希望するライフスタイルや間取りが実現できるかを確認して、マイホーム計画をするのがおすすめです。
デメリットは設計次第でもカバー出来る点がたくさんあります!
ぜひ担当者にご相談のうえ、快適な住まいを実現してください!
家づくりにおいて判断に迷ってしまうこと・わからないことがあれば、無料相談も行っておりますので気軽にご相談ください!
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ここまでお読みいただきありがとうございました!