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プライバシーの確保された庭を設置する方法をご紹介します!

新たな住宅を購入する際、考慮すべきポイントはたくさんあります。
例えば、予算や間取り、外壁のデザインや、屋根のデザイン、耐久性や耐候性、住宅ローンなど、様々な要素を考慮しなければなりません。
それらの中でも、「プライバシーをいかに確保するか」という視点は、最も大事な要素の一つです。
それは、住宅での生活をより安全なものにするために必要な視点だからです。
そこで、今回は住宅のプライバシーを確保するために意識したいポイントについてご紹介します。
また、プライバシーを確保することが比較的難しい庭のプライバシー対策についてもご紹介します。

 

□住宅のプライバシーを確保する際に考慮したいポイント

住宅のプライバシーを確保する際に考慮したいポイント

住宅のプライバシーを確保するために、意識しておきたいポイントは多くあります。
以下では、それぞれのパーツごとに把握しておきたいポイントをご紹介します。

 

*窓

住宅のプライバシーを確保するために、「窓の位置と大きさ」にはこだわりを持ちましょう。
仮に、プライバシーのことを考慮せずに、窓を住宅に取り入れる場合、以下のような考えを持つ方が多いです。

「できるだけ家の中に光が入った方が良いから、窓は大きめの方が良いだろう」

確かに、太陽光が燦燦と降り注いでいるリビングで過ごすことに対して、憧れを持つ方は非常に多くいらっしゃいます。
ただ、そのような考えをお持ちの際は、プライバシー対策をすることも忘れてはいけません。

例えば、大きな窓を設置せずとも、窓の位置や窓の種類を変えるだけで、家の中に太陽光を取り入れることは十分可能です。
また、窓の大きさを無駄に大きくしたり、窓の数を無駄に多くしてしまうと、住宅の断熱性の低下にもつながるため、注意が必要です。

 

*ガラス

窓とプライバシーの関係性についてご紹介しましたが、「それでも大きい窓を設置したい」という方は多いと思います。
そこで活躍するのが、プライバシーフィルムです。
プライバシーフィルムをガラスに張ることで、室内からは外を見られるものの、室外からは中を見られなくなります。
つまり、大きな窓を設置することで生まれる開放感や明るさを損なうことをせずに、外からの視線も守れるのです。
また、プライバシー対策ができることに加えて、プライバシーフィルムをガラスに張ることで、紫外線をカットしてくれる効果や遮熱や断熱の効果が期待できます。

ただ、注意点として、プライバシーフィルムには粗悪品も多く含まれていることが挙げられます。
そのため、できるだけ正規メーカーのものを選んだり、住宅会社に依頼したりすることがおすすめです。

 

*庭と外構

庭をつくったり、外構に目隠しとなるフェンスや壁を設置したりすることで、窓への視線が遮られ、プライバシー確保につながります。
ただ、室内のプライバシーを確保するために庭を設置したとしても、庭のプライバシーが確保されない場合があります。
そのため、「庭のプライバシーを確保するためにはどうすべきか」という視点を持つことも大切です。
今回の記事の本題は、「いかに庭のプライバシーを確保するか」であるため、後ほど詳しくご説明いたします。

 

*リビング

リビングを2階に設置することで、プライバシーを確保できるというメリットがあります。
それは、2階にあるリビングと住宅周りの道路には高低差があるため、外からの視線が遮られるからです。

また、2階にリビングを設置することで、リビングから見る景色はより良くなる可能性もあります。
ただ、2階にリビングを設置すると、上り下りが大変になることや、1階にある寝室の防犯性が不安になることなどのデメリットも生じます。
そのため、それらのデメリットも考慮したうえで、リビングをどこに設けるかを決めることが大切です。

 

□プライバシーの確保された庭を設置するメリット

*家族との時間を密に過ごせる

プライバシーのことを考えずに、庭を設置してしまうと、外からの視線が気になり、あまり優雅な時間を庭で過ごせないかもしれません。
一方で、プライバシーの確保された庭を設置することで、外からの視線を気にすることなく、一人でも、家族とでも優雅な時間を過ごせます。
例えば、庭に植物を置いて、ベンチを一つ置き、家族と自然を感じながらゆっくりとお話しできるような時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

*空間が広がる

プライバシーの確保された庭は、室内と同じように活用できるため、庭を設置することで空間がより広がるというメリットがあります。
せっかく庭を設置するのであれば、室内ではできないようなことをすることがおすすめです。
例えば、バーベキューや家庭菜園などを楽しむ空間として利用してみてはいかがでしょうか。

 

□目隠しの対策方法

目隠しの対策方法

プライベートをしっかりと確保することで、生活の質は上がります。
そこで、プライバシーを確保するために、目隠しの対策方法について以下でご紹介します。

 

*アクセントウォールを利用する

アクセントウォールとは、一部分だけデザインを変えている壁のことを指します。
デザイン性のあるアクセントウォールを採用することで、デザイン性を活かしながら、さりげない目隠しを実現できます。
アクセントウォールを設置するには、施工費用が必要になります。
ただ、アクセントウォールは、長年利用するものであり、長年目にするものであるため、多少費用がかかっても設置する価値はあるでしょう。

 

*デザインパネルを利用する

デザインパネルや目隠しになるフェンスを設置することで、比較的お手軽に目隠しをつくる方法もあります。
その際、「明らかに目隠し用に設置したもの」という印象を与えてしまわないように、設置することがポイントです。
それは、ご近所の方々とのお付き合いを考慮すると、そのような印象を与えることを避けた方が良いからです。
そのため、目隠しとして設置するフェンスも、デザイン性を持たせることが大切です。

 

*人工竹垣を利用する

住宅に設置している庭が、和風なものである場合は、人工竹垣を目隠しとして利用することがおすすめです。
人工竹垣か天然の竹垣のどちらを採用するか、迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、人工竹垣の耐用年数の方が、天然の竹垣の耐用年数よりも長いため、前者の方がコストパフォーマンスに優れていると言えます。
そのため、コストパフォーマンスを重視する方には、人工竹垣がおすすめです。

 

*生垣を利用する

生垣を目隠しとして利用することで、目隠しとは思えないような優しい雰囲気が演出されるでしょう。
また、季節を感じられる樹種を選ぶことで、より季節を楽しめるかもしれません。

 

*樹木を利用する

樹木を取り入れることで、庭で自然を感じられるというメリットがあります。
つまり、樹木は、ただの目隠しとしての役割だけでなく、庭の魅力をあげるという役割も果たしてくれます。

 

□目隠しに使用するフェンスを選ぶ際のポイント

目隠しに使用するフェンスを選ぶ際は、「目的に合わせること」が大切です。
例えば、「庭で遊んでいるお子様の様子を見られないようにするため」なのか、「自転車を隠すため」かによって、必要な高さや大きさは変わります。
そのため、まずは目隠しを設置する目的を考えてから、それに見合うフェンスを選ぶことがおすすめです。

 

□プライバシーの確保された庭をおしゃれに魅せるコツ

プライバシーの確保された庭を設置しようと思うと、どうしても閉塞感のある庭を思い浮かべるのではないでしょうか。
実は、庭のプライバシーを確保しつつも、庭をよりおしゃれに魅せるコツがあります。

 

*ウッドフェンスを利用する

おしゃれに目隠しを設置するために、ウッドフェンスを利用することがおすすめです。
確かに、ウッドフェンス以外にも、おしゃれなフェンスは多くあります。
ただ、素材が木でできているウッドフェンスを利用することで、フェンス特有の圧迫感を排除できるというメリットがあります。
また、ウッドフェンスの中でも多くの種類があるため、ご自身の実現したい庭に最も合っているものを選ぶと良いでしょう。

 

*テラスルームを利用する

突然ですが、朝起きて雨が降っているとどんな気分になりますか。
多くの方が、多少なりとも気分が沈んでしまうのではないでしょうか。
そのような方は、ぜひ庭にテラスルームを設置することをおすすめします。
テラスルームを設けることで、雨の日でもお茶を飲んだり、食事を楽しんだりと、優雅な時間を過ごせるでしょう。

 

*ポールを立てる

「目隠しを設置することで、圧迫感や閉塞感を出したくない」とお考えの方は、ポールを目隠しとして利用することも選択肢の一つとしておすすめです。
ポールを利用するメリットとしては、ポール同士の間隔を調整することで、庭の雰囲気を簡単に調整できることです。
例えば、ポール同士の間隔を狭くすればするほど、外からの視線は遮られて、よりスタイリッシュな雰囲気になります。

一方で、ポール同士の間隔を広げると、より開放感が生まれて、オープンな雰囲気に仕上がります。
そのように、ポール同士の間隔を調整しながら、ご自身の理想的な庭に近づけることもおすすめです。

 

□目隠しをする際の注意点

目隠しをする際に、注意しておくべきことは、「目隠しだけに注目しないこと」です。
具体的には、目隠しの計画や工事だけを考えるのではなくて、目隠し周辺の部分についても考えることが大切です。

例えば、目隠しをおしゃれにしたいという理由で、目隠しに人工竹垣を採用したとします。
ただ、仮に目隠し以外の部分が、人工竹垣とは馴染まない雰囲気を持っている場合、せっかくおしゃれな人工竹垣を設置したとしても、その部分だけ浮いてしまいます。
そのため、おしゃれな目隠しを設置するためにも、目隠し周辺に目を向けて、目隠しと調和するかどうかを考えることが大切です。

目隠しをする際の注意点

 

□まとめ

今回は、プライバシーの確保された庭を設置する方法をご紹介しました。
安全で、安心できる生活を実現するためには、プライバシー対策を施すことが非常に大切です。
特に、庭はプライバシーを守ることが難しい部分でもあるため、目隠しをうまく利用することがおすすめです。
ただ、目隠しを闇雲に設置すると、せっかくおしゃれな庭も残念な仕上がりになってしまいます。
そこで、庭のおしゃれさも保ちながら、プライバシーも守れるような目隠しを設置することが大切です。

この記事を書いた人

三階 真紀

間取り・外観・内観イメージなどCADを操り自由自在に作成します。 社内の仕事を多岐にわたりこなすパワフルウーマン。北海道生まれだという説もある◎