「愛犬との暮らしをもっと快適にできる家を建てたい」
「せっかく家を建てるなら、犬を飼いたい」
犬のためにマイホーム購入に踏み切る方は、実は結構多いのではないでしょうか?犬も人も快適に暮らせる家づくりのポイントを実例とともにご紹介します。
愛犬家には注文住宅がおすすめな3つの理由
犬の多頭飼いが実現できる
ペット可の分譲マンションや賃貸住宅もありますが、管理規約により飼育できる種類や頭数に制限が設けられています。
一般的に、犬は小型犬2匹ほどまでが許されることが多いです。注文住宅の持ち家なら管理規約に縛られず、にぎやかな多頭飼いが実現できます。
中型犬〜大型犬と暮らすことができる
中型犬以上の飼育を認めているマンションはほとんどありません。そのため、大きな犬と暮らしたければ、必然的にマイホームを購入することになります。
また、大型犬は小型犬のようにキャリーに入れて移動することが難しいため、多くの飼い主さんが車を所有しています。
人と犬の導線を考慮した駐車場を敷地内に設けると便利です。
犬が暮らしやすい仕様にできる
注文住宅なら、犬専用の部屋や庭を作ることが可能です。犬種ごとの特徴や習性、愛犬ごとの性格に合わせた仕様や、高齢の犬や障害のある犬が暮らしやすい住まいにもできます。
このように、愛犬との暮らしを考えた家づくりには注文住宅が最適です。
愛犬との生活をより快適に、おしゃれにするための具体的なアイデアを次の記事で詳しくご紹介します。
犬と暮らす家の10のアイデア
土間がつながるシューズクローク
玄関の横に、大容量のシューズクロークを設けました。土間部分が広いため、犬のリードやマナー袋などの散歩道具はもちろん、ペットキャリーやペットカートといったかさばるものをそのまま収納でき、玄関先をいつもすっきりと保つことができます。
玄関付近の洗い場・シンクが便利
愛犬と快適に過ごせる間取りを作るなら、散歩後すぐに足が洗えるよう玄関のすぐ横に洗い場を設けると良いでしょう。
愛犬が家に出入りする場所の近くに洗い場があると、水分の補充や水遊びにも使用できるので便利です。
家にドッグランがある場合は、そのスペースの近くに洗い場を作るのもおすすめです。ペット用にシャンプーやタオルを用意しておけばシャンプー台としても使用できます。
犬にやさしい安全な床材
ツルツル滑りやすい床は、犬の足腰に負担となることも。特に、股関節脱臼や椎間板ヘルニアになりやすい犬種は要注意です。
関節を傷めないよう、滑りにくい床材を選んであげましょう。そのほか飼い主さんにとっては、水分や汚れに強く掃除がしやすい、キズが付きにくい、といったポイントも重要です。
フローリングのフロアコーティングをする場合は、犬の口に入っても安心な成分を使用した製品を選ぶと安心です。
愛犬のためのおこもりスペース
犬の祖先が洞窟や穴ぐらで過ごしていたことから、現代の犬も、こもった空間を好む習性があります。空間を活かした上部収納には、犬グッズをしまってすっきりと。
リビングと程よい距離があるため、犬がおこもりスペースで過ごしているときにも、お互いの様子をいつも身近に感じることができます。
のびのび運動できるドッグラン
屋上やバルコニー、庭などに、犬が思いきり運動できるスペースを設けてみませんか。こちらの事例は、開放的な庭に芝生を植えて、愛犬が喜ぶドッグランにしました。
白と青で張り分けた爽やかなタイルデッキの向こうに、やさしい芝生が青々と茂ります。こんなお庭があれば、毎日走り回りたくなりそうですね。
動き回れる室内の回遊動線
家の間取りの中にドッグランなどのスペースを設けるのが難しい場合は、室内で犬が走り回れる回遊動線を考えると良いでしょう。
犬が遊んでいるときに行き止まりにならない間取りを考えます。家の中に愛犬用として大きなスペースをとるのが難しい場合でも、回遊動線を工夫することで運動不足の解消になります。
玄関からリビング、リビングから犬のベッドなど、間に障害物となるものがないように注意しながら計画してみてください。
フードやシーツのストック収納
毎日消費するドッグフードやペットシーツ。
まとめ買いしておけば、買い物の回数を減らせますし、いつも少し多めに在庫を持つようにすることで、非常時の備えにもなります。
キッチンに隣接する大容量パントリー。人間の食材はもちろん、ドッグフードのストックもたっぷりと収納できます。
飛び出さない、入らないためのペットフェンスの設置
浴室や玄関など愛犬が飛び出したり入ったりすると危険な場所には、入れないようにペットフェンスを設置しましょう。
愛犬の年齢や運動能力を踏まえて、どの場所にペットフェンスが必要か考えて設置する必要があります。
また浴室は事故を防ぐためにも、愛犬が開けられないような内開きや引き戸のドアにするのが理想的です。ドアのタイプや形にも配慮すると良いでしょう。
愛犬が口にしてはいけない植物は植えない
犬と一緒に生活をする場合は、犬が口にしてはならない植物の配置場所に気をつけましょう。
例えば水仙・チューリップ・スズラン・ジャスミンなどは、口にすることで炎症を起こしたり最悪の場合には命に関わる大事になったりする危険性があります。
部屋に観葉植物を置いたり、庭でガーデニングをしたりする場合は、くれぐれも愛犬が食べてしまわないよう高さのある場所に置くなどの工夫が必要不可欠です。
外を眺められる窓
中には窓から外を眺めるのが好きな犬もいます。窓から見える景色や通りすがりの人を観察し、外の匂いや音に好奇心を示します。
愛犬の目線に合った高さや位置に窓を取り付けることで外の景色を楽しんだり、家族のお見送り・お出迎えをしたりできます。
少しだけ窓を開けられるようにすると外の空気を吸って気分転換にもなります。
まとめ
アイリスホームだからこそできる自由設計で建てられた、犬と人が快適に暮らせるおしゃれな家を一緒に考えていきませんか?
これから犬と暮らす家を建てたい人は、人だけが暮らす家を建てるよりも細かな部分に配慮していかなければなりません。
アイリスホームでは愛犬と暮らす住まいについても無料相談を行っていますので、個別のご相談などがある際はぜひお気軽にお声掛けください。