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福島県南相馬市で家を建てるならどこ?|原町区・小高区・鹿島区それぞれの特徴を解説

南相馬市に家を建てる

福島県南相馬市は、太平洋に面した自然豊かな街で、海と山の両方の魅力を併せ持つ地域です。

人口は約5万人台と落ち着いており、過度な都市化とは距離を保ちながら、子育てや生活基盤を築きやすい環境が整っています。

近年では「2026年版 第14回 住みたい田舎ベストランキング」の人口5万人以上10万人未満のまち部門において、次のような評価を受けました。

  • 子育て世代部門:全国第1位
  • 総合部門:全国第2位
  • 若者世帯・単身者部門:全国第2位
  • シニア世帯部門:全国第3位

参考:【祝】子育て世代部門 第1位・総合部門 第2位 「2026年版 第14回 住みたい田舎ベストランキング」で南相馬市が受賞|南相馬市

幅広い世代から高評価を得るなど、子育て支援や暮らしやすさへの評価が高まっている地域としても注目されています。

 

▷関連コラム
・南相馬市の気候や環境に適した住宅設計を考える|地元工務店が解説
・南相馬市は子育てしやすいのか|地元工務店が出産・育児支援について分かりやすく解説
・南相馬市は暮らしやすい?地元工務店が「交通アクセス・医療・教育・レジャー情報」などをご紹介

 

南相馬市の3つの主要エリア

南相馬市で家を建てる際に知っておきたいのが、市内が3つの主要エリアに分かれているという点です。

  • 原町区
  • 鹿島区
  • 小高区

南相馬市は、もともと旧原町市・旧鹿島町・旧小高町が合併してできた市で、現在もその名残として3つのエリアに分かれています。

それぞれのエリアは、暮らし方や利便性、学区、地域コミュニティの雰囲気が異なり、どこに住むかによって住まいの満足度が大きく変わります。

南相馬市で家づくりをする際には、どのエリアがご家族に合っているのかを見極め、土地探しをすることが大切です。

 

原町区|中心街・利便性重視の暮らし

南相馬市原町区

原町区は南相馬市の人口・生活の中心エリアです。

市役所をはじめ、商業施設・医療機関・交通の要所が集まっており、住宅地としての利便性が最も高いエリアと言えます。

 

【原町区の交通】

原町区は南相馬市の交通の中心で、市内で最も移動しやすいエリアです。

電車は、南相馬市の代表駅である「JR常磐線 原ノ町駅」があり、通勤・通学の拠点として市内のたくさんの方が利用します。

特急「ひたち」が停車し、仙台・いわき方面へ行く際の乗り換えがないため、利便性が高い点が特徴です。

車では常磐自動車道「南相馬IC」を使って、仙台まで約1時間で行くことができます。

市内の路線バスも整っており、駅前から放射状に運行されていて便利です。

 

【原町区の生活関連施設】

原町区は、生活インフラが揃う「市の中心地」として機能するエリアです。

「南相馬市役所・原町生涯学習センター(サンライフ南相馬)・南相馬市中央図書館」などはすべて原町区内にあります。

スーパーやドラッグストアも点在しているため、食料品・日用品の買い物に困りません。

医療施設に関しては、総合病院で救急対応もしている「南相馬市立総合病院」があります。

個人クリニックも多いため、子育て世帯にとって安心感のある医療体制が整っている点が特徴です。

 

【原町区の学校】

小学校・中学校が複数あり、市内で最も学区の選択肢が多いエリアです。

小学校は8つあり、住所によって通う学校が細かく分かれます。

学校名 所在 児童数
原町第一小学校 南相馬市原町区東町二丁目66 332
原町第二小学校 南相馬市原町区橋本町一丁目101 201
原町第三小学校 南相馬市原町区上町一丁目13 414
高平小学校 南相馬市原町区下北高平字古館22 107
大甕小学校 南相馬市原町区大甕字鶴蒔8 110
太田小学校 南相馬市原町区益田字塩釜236 36
石神第一小学校 南相馬市原町区北長野字北原田288 72
石神第二小学校 南相馬市原町区大木戸字西原1 357

※児童数は令和7年4月4日時点
※参考:小・中学校|南相馬市

 

中学校は「原町第一・原町第二・原町第三・石神」の4つに分かれます。

小中学校とも児童数に大きく差があるため、その点も踏まえて学区を検討するのをおすすめします。

【原町区の子育て世帯向けの行政サービス】

原町区には、子育て支援施設や相談窓口が集中しています。

子育てに関する様々な母子保健サービスや乳幼児健診は、原町保健センターで実施されています。

また、原町保健センター内にある「南相馬市子育て世代包括支援センター」では、出産や育児の相談が可能で、育児教室なども開催されています。

原町区は保育園や幼稚園が多いのも特徴的です。

 

【原町区で家を建てるメリット】

原町区で家を建てるメリットやおすすめの世帯をご紹介します。

  • 利便性を重視したいファミリー世帯におすすめ
  • 通勤・通学、買い物、通院など日常生活の動線が短い
  • 学区の選択肢が多い
  • 学校の特色に合わせた土地選びがしやすい

原町区は新しい住宅地の開発も進んでおり、整ったインフラの中で安心して暮らせる点も魅力です。

 

小高区|自然環境と静かな暮らし

南相馬市小高区

小高区は南相馬市の東側に位置し、太平洋に近い自然豊かなエリアです。

海風を感じる開放的な環境と、落ち着いた住宅地が広がり、静かに暮らしたい方・自然と寄り添う暮らしを望む方に選ばれています。

 

【小高区の交通】

小高区は原町区ほどの交通量はありませんが、自然に囲まれた落ち着いた移動環境が特徴です。

区内には「JR常磐線 小高駅」があり、原ノ町駅まで約10分で行くことができます。

渋滞が少なく車移動がしやすい道路環境が特徴で、国道6号を使うと原町区・浪江町方面へアクセスしやすい立地です。

小高区内に住む方は、買い物や通院の移動をサポートしてくれる定額タクシー「みなタク」が利用できます。

参考:原町区の定額タクシー「みなタク」|南相馬市

 

【小高区の生活関連施設】

小高区は、スーパー・地元の商店・直売所が点在しているため、最低限の買い物は区内で済ませることが可能です。

医療施設は「市立総合病院附属小高診療所」があり、外科・内科を受診できます。

公共施設は、小高区役所・小高交流センター・小高図書館などがあります。

自然に囲まれながらも生活機能のあるエリアです。

 

【小高区の学校】

小高区は、小・中学校ともに1校ずつで、エリア全体をカバーする学区が特徴です。

  • 小高小学校:児童数98人
  • 小高中学校:生徒数29人

※児童数は令和7年4月4日時点
※参考:小・中学校|南相馬市

児童・生徒数はそれほど多くないため先生との距離が近く、手厚い教育を受けられます。

地域の特性を生かし、自然体験や地域交流の機会が多いのも特徴です。

 

【小高区の子育て世帯向けの行政サービス】

小高区内は、子育て世帯向けの行政サービスも整っています。

原町保健センターへ行かなくても、小高保健センターで検診や各母子保健サービスを受けることが可能です。

小高区は地域密着型の保育園が多く、自然の中でのびのび子育てしたいご家庭に人気があります。

 

【小高区で家を建てるメリット】

小高区で家を建てるメリットやおすすめのタイプをご紹介します。

  • 静かで自然に近い暮らしをしたい方におすすめ
  • 広い土地が見つかりやすく、平屋暮らしや広い庭が楽しめる
  • 海や自然を活かした暮らしができる
  • コミュニティが温かく、地域全体で子どもを見守る環境がある

静かな環境の中で自然と共に暮らす家づくりをしたいにぴったりのエリアです。

 

鹿島区|地域性を重視した落ち着いた暮らし

南相馬市鹿島区

鹿島区は南相馬市の北側に位置し、田園風景・海・歴史ある地域文化が共存するエリアです。

落ち着いた環境で暮らしたい方や、地域とのつながりを大切にしたい方に選ばれています。

 

【鹿島区の交通】

鹿島区は車移動がしやすい道路環境が整っています。

国道6号が通る便利な立地で、原町区へ車で約10〜15分で行くことができ、相馬市方面へもアクセスしやすいです。

電車は「JR常磐線 鹿島駅」があり、原ノ町駅まで約7分行けるため不便はありません。

 

【鹿島区の生活関関連施設】

鹿島区は落ち着いた環境の中に必要な施設が揃っています。

スーパー・ドラッグストア・ホームセンターが点在しており、食料品や日用品の買い出しには不便さを感じません。

医療施設は内科・整形外科・歯科などを扱う「鹿島厚生病院」があり、「鹿島区役所・鹿島生涯学習センター・鹿島図書館」などの行政施設も整っています。

鹿島区は日常生活に困らない「ちょうど良い」利便性が魅力です。

 

【鹿島区の学校】

鹿島区は、地域と学校のつながりが強いエリアです。

小学校は2校、中学校は1校です。

  • 鹿島小学校:児童数337人
  • 真野小学校:児童数62人
  • 鹿島中学校:生徒数224人

※児童数は令和7年4月4日時点
※参考:小・中学校|南相馬市

地域行事や学校行事が連携しており、地域全体で子どもを育てる雰囲気があります。

 

【鹿島区の子育て世帯向けの行政サービス】

鹿島区は、小高区と同様に行政施設が整っており、区内で子育て向けのサービスを受けることが可能です。

  • 鹿島保健センター:乳幼児健診・母子保健サービス・育児相談

また、地域の子育てサロン・親子で参加できる季節イベント・交流会が定期的に開催されており、地域のつながりを感じながら子育てができる環境が整っています。

保育園・幼稚園も「鹿島保育園・上真野保育園・地域密着型の幼稚園」など複数あり、家庭のスタイルに合わせて選べる点も魅力です。

 

【鹿島区で家を建てるメリット】

鹿島区で家を建てるメリットやおすすめのご家庭についてご紹介します。

  • 落ち着いた環境で暮らしたい方に向いている
  • 地域行事やご近所付き合いを大切にしたい方に魅力的
  • 平地が多く、土地が広めでゆったり建てられる
  • 自然と地域文化が身近にある暮らしができる

生活の便利さを持ちつつ、ほどよい田舎の中で「地域と共に暮らす家づくり」をしたい方にぴったりのエリアです。

 

まとめ|暮らし方からエリアを選ぶという考え方

南相馬市の住まい

南相馬市で家を建てる際に大切なのは「どのエリアが一番良いか」ではなく、「自分たちの暮らしに合っているか」という視点です。

  • 利便性を重視するなら原町区
  • 自然と静けさを求めるなら小高区
  • 落ち着いた地域性を大切にしたいなら鹿島区

土地の特性と地域の個性を理解し、「土地 × 暮らし × 設計」を最適化することが、後悔しない家づくりへの第一歩になります。

 

私たち「アイリスホーム」は南相馬市に地域密着で家づくりをする工務店です。

その地域の特徴や環境などを熟知しており、お客様の理想の暮らしに合わせて、最適なエリアをご提案できます。

理想のライフスタイルを実現できる自由度の高い住宅をご提案しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

▷関連コラム:南相馬市でマイホームを建てる6つのメリット|地元工務店が特徴や魅力を解説

 

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。