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設計士と工務店社長による「テンションあがる注文住宅のつくり方」キッチン&水回り編

住宅会社の社長と設計士の視察

本日は、南相馬市原町区大木戸で建築中のモデルハウスのキッチンのデザインと機能の現物確認として、仙台にある「サンワカンパニー」さんという住宅設備&建築資材を扱っているメーカーさんのショールームに行ってきました。
左:設計士の石崎、右:社長の佐久間
サンワカンパニーさんの仙台ショールーム
 

キッチンやユニットバスなど、全てワンプライスの価格設定

サンワカンパニーさんで販売されている商品は全てワンプライス!という特徴があります。
ワンプライスとは、建て主さんが購入する価格と私たち住宅会社/工務店/ビルダーが購入する価格が同じという価格設定をあらわしています。
つまり、表示価格=購入価格なのです。
例えば、従来のキッチンの場合…
①メーカーさんが打ち出している定価があって、その次に②住宅会社/工務店が購入する仕入れ価格があり、いわゆる掛け率は商品ごとに設定が異なることが大半なので、建て主さんが注文住宅などを建てる際にご自身で予算を組み立てることは非常に難解です。
その反面サンワカンパニーさんの商品の場合は「ワンプライス=表示価格が購入価格であり、卸し価格は実質存在しないので」建て主さんにとっても、私たち住宅会社/工務店にとっても費用感が明確です!
 

ホームページからキッチンやユニットバスも購入可能!

そしてサンワカンパニーさんでは、商品の発注は「全てWebから!」という特徴があります。これを聞くと、そんなんイマドキ普通だと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、住宅産業ではまだまだFAXで注文することが多いんです、汗。
 

ブルックリンスタイルからビンテージスタイルまでをカバーするパティーナキッチン

話は戻りましてキッチンのお話。
サンワカンパニーさんのパティーナキッチン

▷パティーナキッチンは、ウォール型/アイランド・ペニンシュラ型も可能です。
▷キッチンの収納扉などの面材と天板は、3つのカラーからセレクトが可能。

南相馬市で建築中のモデルハウスのインテリアは、ブルックリンスタイルをユニセックスに寄せたものなので

つい先日南相馬市で上棟を終えたばかりのモデルハウスのテーマは「女子インダストリアル not men’s」
インダストリアルなインテリアの一般的なイメージへのリンク
ただ今回は「not men’s」なので、ビシビシのブルックリンスタイルではなくって、いい意味で生活感を消しつつ、暮らしていてテンションがあがるようなエレメンンツ(要素)を随所に盛り込むことが今回のモデルハウスの急所だといえます。
写真:設計担当である石崎の琴線に触れた感あり◎
 

社長歴20年の佐久間も...

佐久間:このキッチンって、フロート感もいいよね!
石崎:社長、モデルハウスののキッチンに、これにしましょう!
よほど彼が好んでいるテイストとマッチしたのか、ここで普段プル型である設計士石崎のテンションが突如トップギアに。
※フロート感とは、床からキッチンの下の部分(水平面)が浮いている状態を表す専門用語であり、フロートしていると(浮いていると)スッキリとした印象のデザインになります。
※注文住宅をデザインする際、フロート感やスッキリ感は重要ポイントです。(談:工務店設計士)

サンワカンパニーさんんついての補足

サンワカンパニーさんでは、キッチンや洗面化粧台のほか…
・水栓金物(蛇口)
・ユニットバス
・トイレ
・ドア・建具
・収納
・フローリング(床材)
・天然石
・ウッドデッキ
・ロートアイアン
・室内用の壁材
・エクステリア建材
・家具
・メンテナンス、施工材
などを扱っていらっしゃいます。
 

サンワカンパニー仙台ショールームのタイル

あと、仙台ショールームでは、玄関の床などに貼るタイルもズラ〜っと展示されています。
私たち注文住宅を手がけている人、設計事務所に勤めている人、建築家にとってタイルといえば、名古屋モザイクタイルアドヴァンが真っ先に思い浮かぶ人も多いと思うのですが、サンワカンパニーさんのタイルのテイストは、名古屋モザイクさんやアドヴァンさんと同クラスのテイストでした。

無印良品さんとコラボレーションしているキッチンもラインナップも!

≪MUJI+KITCHEN≫は、サンワカンパニーが持つノウハウと、無印良品の考え方を組み合わせたキッチンです

MUJI+キッチン

無印さんのテイストを好まれている方、すでに無印さんの収納や雑貨を揃えていらっしゃる方には嬉しいラインナップですよね。
今回はこのあたりで◎