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散らかりにくい間取りのつくり方

リビfングダイニングはみんなの集合場所

多くのご家庭のリビングダイニングキッチンは、たくさんの物でごった返しではないでしょうか?
それを片付けようと日々考えてはいるけど、なかなか片付かないというより、どんどん物があふれかえってしまうのはなぜでしょうか。
確かにリビングダイニングキッチンは、家族みんながほとんどの時間を過ごすために、”この空間がいつも綺麗に片付いている”なんてことは、普通に考えるとあり得ない事なのかもしれません。
新しく家を建てる場合に、リビングダイニングキッチンを、ゆったり贅沢な空間に仕上げて、家具や内装にもこだわった空間をなるだけすっきりと、そして、いつまでも綺麗に保ちたいという願いは、家を建てる誰もが共通してお持ちではないでしょうか?
そして、その為には、掃除や片付けをこまめにしなければなりませんし、その状態を継続して保つためには、散らかしやすくなってしまう原因を、間取りで解決することが必要不可欠となります。
 

散らかしやすくなってしまう原因とな一体なんでしょう?

一般的に家は、”1階がパブリックスペース”で”2階がプライベートスペース”であることを前提として間取りがつくられます。
つまり、寝室も子供達の部屋も全て、当たり前の様に2階につくられることになるのです。では、子供達は建てたすぐから自分たちの部屋をフル活用できるのでしょうか?
ですよね・・・
しないですよね!
そのことを想像すると、自分たちの荷物をわざわざ2階の自分の部屋まで、片付けに行くのも取りに行くのも、非常に面倒くさいのが想像がつきますよね。
いつも使うものは全て、いつもいる場所の近くに置く様になります。つまり、リビング付近にどんどん物が増えていくというわけです。
さらに子供達はもちろんのこと、あなた自身も仕事のカバンや道具、化粧品や子供の学校のプリントなどなど、わざわざ2階にはかたずけずにリビングに置いているのが現状ではないのでしょうか。
結果、色々なものが自分の近くに置く事が便利で、リビング・ダイニングに増えていくのではないのでしょうか?
 

収納の3つの間違い

収納の考え方について、多くの方が3つの間違いに気づかず、収納のつくり方に失敗してしまいます。
例えば、一般的な家は2階スペースが余りがちなので、1階にあまり作れない収納を、2階で補おうとするのですが、そもそも、起きている間の全ての時間を過ごすといっても過言ではない1階に収納が少なかったり、場合によっては収納が無い事じたい大問題だと思いませんか?
また、いたる所に分散してたくさんの収納をつくるのも、決してオススメできない収納のつくり方です。
非常に物の管理がしにくく、どこに何を置いたのかわからなくなってしまうため、物がなくなりやすく、無駄な出費が増える、同じものがどんどん増えていくなど、さらなる収納不足を招く原因となってしまうからです。
さらに、奥行きが深い収納を無駄にたくさんつくる事も、決してオススメできない収納のつくり方です。奥行きが深い収納は、手前のスペースが全てデッドスパースになってしまうため、そもそも見た目ほど収納する事ができないからです。
また、無理やり手前に物を置いてしまったりすると、奥に置いてあるものがわからなくなってしまったり、忘れてしまう様になるために、分散して収納するときと同じく、無駄な出費を増やし、物をどんどん増やしてしまう原因にもなってしまうから注意が必要です。
 

キッチンカウンターの悲劇!

料理をつくった物を、ダイニングテーブルに運ぶのに便利なカウンター。当たり前の様に皆さんがつくるのですが、これも家を散らかしやすい原因となってしまっています。
ちょうど物が置きやすい高さでつくるので、必然的にいろいろな物をそこに置いてしまう様になるからです。
そして、その結果・・・
常にそこには何かが置かれている状態となります。雑誌や新聞、携帯電話・虫刺されの薬・お父さんの時計などなど、リビングやダイニングから丸見えとなる一番目立つところに・・・。
共働きが当たり前となった今は、家事への負担をいかに減らすか?は、家を建てる全てお方にとって、非常に切実であり大切な事だと思います。
 

散らかさないための収納計画を決める

これまでお読みの方はお分りいただけたと思いますが、いかにリビングダイニングキッチンに、適切な場所に適切な収納設計をするのが、大事な事だとお分かりいただけたと思います。
ただ奥行きがあって大収納が決して良いわけではなく、色々なところに細々と収納する事が良いわけではありません。
それぞれの家族の時期によった収納の仕方もございます。
一番は収納物の”見える化”が、とても大事なのでは無いのでしょうか?
奥行きが30センチもあれば、大概の物は収納できます。収納は床面積で決めないで、壁面積で決めるべきです。
奥行きがある収納では、一見、収納量がある様に思えますが使い勝手に難を感じます。また、空気の流れが悪くなりカビが繁殖したりもします。
今は、電子機器が多く充電をどの様にするかとか、Wi-Fiルーターなどをどこに配置するかなど、色々とゴチャゴチャになりやすいので、設計の段階で緻密に計画を立てないと、せっかくの新築なのに、落ち着かないリビングダイニングになりかねないので、ご注意ください。
平面図ができたら、家の中にいる様なイメージを膨らませ、家に帰ってきて自分の荷物を、どの様にしまうのかを想像してください。
そうする事によって、スッキリとしたリラックスできる、リビングダイニングキッチンがあたなの手に入る事でしょう。
 
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
 

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この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。