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【冬の凍結に気を付けてほしいブログ。。。】

寒い、、、厳しい、、、寒い。。。

皆さん新年あけましておめでとうございます。年明けから世の中がざわつく2021年。今年は去年に引き続きコロナ関係で色々と対応することが多そうな気がしてます。南相馬市はまだそこまでではないですが、気を引き締めて行かないとですね。
年明けから冬が本気を出したような寒波で毎日起きるのがちょっとしんどいです。雪が降っている地域はすごい状況のようなので、自然の強さを感じますね。
そんな寒波が来ている中ですが、今日はこの時期に良くお問合せが多い冬場の凍結について書きます。朝起きると、あれ、、、水道から水が出ない、、、とか。あれっ?お湯がでない、、、とか。寒波が来て気温が下がっている時にどうしたら良いのかを、オール電化のエコキュートを例にお書きします。

冬の凍結トラブル

どうしても自然のことなので、冬場のことなので寒い日がずっと続く中で夜間に凍結が起こり、朝起きて顔を洗おうとするとお湯がでない、リモコンが変な数字がでていて(エラーコードデス。)
点滅しているという状況がエコキュートにおける一般的な凍結のサインです。夜間に給湯してタンクに貯めて日中使うというシステムなので、ボイラーの中でもエコキュートは凍結のトラブルが多くなってしまう傾向があります・・・(またオール電化のお宅が割合多い形なので分母が大きい分発生も多め)
よく冬季に起こりやすいのが、エコキュートタンク内の樹脂(プラスチック)で出来ている部材の部分があるのですが、凍結によって破損して水漏れを起こす、というものがあります。ですのでおゆでないな~、、、となったときは、一度エコキュートが水漏れを起こしていないか確認することも大切です。
エコキュートもパナソニック・三菱・日立・ダイキン・コロナ他とありますが、基本の部分のシステムは一緒ですので、家は〇〇だから大丈夫、というよりは万が一の事を頭に入れておいて頂けると幸いです。
お湯が使えないというのはお風呂や生活に支障が出てしまいますのでご注意ください。では凍結を予防するためにはどうしたらいいか、以下に簡単にできる対策をお書きします。

・お風呂に入った残り湯を張ったままにしておく

現在のエコキュートのフルオートタイプのものは冬場の凍結を予防するために外の気温が一定以下になった際に浴槽内のお湯を給湯器の配管の中で流動させる予防運転の機能が備わってます。
ですので中には抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、冬場はお風呂に入った後の残り湯は夜間そのままにしておき、昼間や夕刻にお風呂掃除をしてお湯はりをするルーティンにして頂くと凍結の予防に繋がります。一つ注意点はお湯はりや追い焚き用の循環金具(浴槽の下あたりのサイドに付いているやつ)まで水面の高さを取ることです。

・お湯を少しだけ出した状態にする

凍結はお湯水がその場に留まって冷やされることで起こります。ですのでほんの少し水道をひねってお湯をだした状態で就寝するのも一つの予防策になります。量としてはほんの少しチョロチョロでているくらい。
給湯器内のお湯水を流動させて凍結を防ごうというやり方ですね。ただしこの方法は水道代が発生してしまうので(100円~200円程度でしょうか)毎日行うことは難しいやり方です。天気予報や気温の予報で、強烈な寒波が来た時にスポットでこの日だけ、で行うのが良いでしょう。

・エコキュートの配管に熱ヒーター線を巻いておく

弊社の場合この方法を新築時に施工しておく形になるのですが、配管が凍結しないようヒーター線を配管に巻いて予防する方法です。必ず凍結しないとは限らないのですが、やっておくことで損はないです。
既存のお客様でも外の防水コンセントからボイラーに持ってきてヒーター線を巻くことは可能です。ヒーター線自体はホームセンターに売っていますので、検討していただくのが良いかと存じます。

今年は特に、、、

以上、エコキュートを例に書いてみました。ガスボイラーでも凍結に対しての対処法があります。それぞれお使いの給湯器に対してググってみることをおすすめします。個別に対処法を相談したい方はお気軽にメールや電話でご連絡ください。
今年は特に寒さが厳しく雪も降る傾向にあるので、日常の中ではあまり意識されない給湯器ですが、冬場のケアを少しでもして頂くと、それだけ設備の寿命も伸びていきますので御一考ください。

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。