突然ですが、皆さんは「光の色」って意識していますか?
例えば同じインテリアのお部屋でも、照明の光の色を変えるだけで
イメージがうんと変わるほど、光の色はお部屋の印象に大きな影響を与えるのです!
またその空間で過ごす人に与える効果も、光の色によって様々と言われています。
その空間はリラックスしたい場所なのか、集中したい場所なのか…など、
用途によって光の色の使い分けが出来れば、より快適な空間を演出することができます!
今回は、そんな光の色の持つパワーをタイプ別にご紹介していきます!
【光の色の種類】
光の色は通常、
①電球色
②温白色
③白色
④昼白色
⑤昼光色
の計5種類があります!
今回は、その中でも最も一般的な
「電球色」、「昼白色」、「昼光色」
の3種類を取り上げてみましたので、順番に説明していきます!
【電球色の特徴】
「電球色」は暖色系でオレンジっぽく、温かみのある光の色です。
比較的明るさを抑えた落ち着きのある色で、目も疲れにくいことが特徴です!
部屋の印象:温かみのある落ち着いた部屋に
「電球色のオススメ場所」
電球色は落ち着いた雰囲気になるのでリラックスしたい場所や間接照明などにもおすすめです!
また、お料理を美味しく見せる色とも言われているので、お食事をする部屋にも◎
・リビング
・和室
・寝室
・ダイニング
・トイレ
・風呂
・廊下&階段
など
「電球色をオススメしない場所」
逆に集中して作業したり、正確な色を知りたい場所には不向きです。
・オフィスや書斎
・作業部屋
・デスク
・服を選ぶ部屋
・化粧部屋
・キッチン
など
【昼白色(ちゅうはくしょく)の特徴】
「昼白色」は太陽光に一番近い色、いきいきとした自然な色であることが特徴です!
部屋の印象:明るくいきいきとした部屋に
「昼白色のオススメ場所」
自然な明るさで、どんな部屋にもマッチします!
外の光で見た時との差が一番少ないため、洋服を選んだりメイクをする場所にも◎
・クローゼット
・化粧室
・キッチン
・洗面脱衣所
・仕事部屋
・子供部屋
・長時間過ごす部屋
・リビング
・寝室
など
「昼白色をオススメしない場所」
自然な明るさの光なのでオススメしない場所は「特になし」です!
どこでも活躍できる汎用性の高い光の色です!
【昼光色(ちゅうこうしょく)の特徴】
「昼光色」は白っぽく青みがかった最も明るい色です。
青みがかった色は脳を覚醒させる効果があり、集中力を高めるのに最適と言われています!
部屋の印象:明るくスッキリとした部屋に
「昼光色のオススメ場所」
集中力を高めるほかに、スッキリとした青みがかった光は
細かい部分がよく見えるので作業スペースにもぴったりです◎
・オフィス
・書斎
・デスク
・勉強部屋
・子供部屋
・作業部屋
・クローゼット
など
「昼光色をオススメしない場所」
昼光色は細部まではっきり見えてしまうため、目が疲れやすく偏頭痛の原因になることも…
また、眠気を覚ます色でもあるので眠る部屋やリラックスしたい空間には
不向きなので、気をつけましょう!
・寝室
・リビング
・長時間過ごす部屋
など
【番外編:温白色と白色について】
蛍光灯や電球として販売されている光の色は
これまでに紹介してきた「電球色・昼白色・昼光色」が一般的ですが、
他の「温白色・白色」についても少しご紹介いたします!
「温白色」とは、
「電球色」よりもやや白っぽくて明るいイメージの光です!
電球色よりも明るさをプラスしたい時におすすめな光の種類です。
やや赤みがかった光なので、落ち着いた雰囲気作りやリラックス効果も期待できます!
適している場所は電球色と同じで、寝室や廊下・階段などです。
主に、飲食店やホテルのエントランスでも使用されています!
「白色」とは、
満月の時の光に似た、最も自然な色合いの光です!
「白色」は白みが強くなる印象で、ある程度の明るさが欲しい場所におすすめです。
主に、日常的によく使うリビングや洗面所・キッチンなどに適しています!
また、比較的目が疲れにくい光の色なので、書斎や仕事場・オフィスなどにもおすすめです!
【おわりに】
今回は光の色別の特徴とおすすめの設置場所についてご紹介いたしました!
リビングのように家族でくつろぐ時もあれば、
パパがリモートワークしたりお子さまがリビング学習をしたり…といった、
用途が変わるような場所などには、光の色が切り替えられる
「光色切替え」機能付き の照明器具やLED電球も発売されているため
そうした物を使用し、その場に合わせて切り替えるといった方法もあります!
これから電球の買い替えやお部屋の模様替えなどを行う際にも、ぜひ「光の色」に注目してみてください!
以上を踏まえて、それぞれのスペースに
適した色を使い分けて、心地の良い空間作りの参考にして頂けたらと思います。
家づくりにおいて判断に迷ってしまうこと・わからないことがあれば、無料相談も行っておりますので気軽にご相談ください!
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ここまでお読みいただきありがとうございました!