注文住宅なら賃貸・建売・マンションなどと違って自由に間取りが決められますよね。
そのため、ダイニングテーブルの細かい配置まで計画することが可能です。
ダイニングテーブルの位置にこだわると、次のようなメリットがあります。
- 家事の時短につながる
- 家族のコミュニケーションが取りやすくなる
- ダイニングテーブルの使い勝手が良くなる
ただし、使いやすいダイニングテーブルの位置は家庭によって様々です。
今回は具体例を交えながら、おすすめしたいダイニングテーブルの位置について解説します。
ダイニングテーブルの配置① キッチンの正面
キッチンの正面にダイニングテーブルを配置する家庭は多いです。
この配置は次のようなメリットがあります。
- キッチンからダイニングの様子が確認しやすい
- ダイニングテーブルからテレビが見られる
LDKを一直線に配置すれば、ダイニングテーブルがLDKの中心です。
そのため、LDKのどこにいてもダイニングテーブルに目線が届きます。
子供が先に食事をしているときや、勉強をしているときに様子がわかるので安心ですよね。
また、一直線のLDKならダイニングからテレビが見られる間取りを作りやすいです。
料理中や食事中にもテレビを見たい家庭におすすめします。
家族間のコミュニケーションを意識した間取りを作りたいなら、キッチン前にダイニングテーブルを配置しましょう。
ダイニングテーブルの配置② キッチンと横並び
キッチンとダイニングテーブルが横並びの配置も人気が高いです。
横並びの配置は次のようなメリットがあります。
- 料理の配膳が楽
- 食事中もキッチンに行きやすい
- ダイニングテーブルをキッチンカウンターとして使える
キッチンとダイニングテーブル間の動線が短くなるので、配膳・下膳がとても楽になり家事の時短につながります。
また、食事中に調味料を取りに行ったり、飲み物を注ぎ足しに行く際にも便利です。
調理中はダイニングテーブルに使う食材やお皿を置いておけるので、キッチンを広々と使うことができます。
「家事楽の家」を建てたいという方におすすめしたい配置です。
ダイニングテーブルの配置③ 南面・東面の窓の近く
南東の窓付近にダイニングテーブルを配置すれば、ダイニングが明るい空間になります。
次のような家庭におすすめです。
- 朝食は家族そろってダイニングテーブルで食べる
- 昼食を家で食べることが多い
- 日中にダイニングテーブルで作業をする
午前中~昼にダイニングテーブルを使う機会が多い家庭は、日当たりを重視して配置を決めてもいいでしょう。
明るいキッチンは気分も上がりますし、電気を点ける必要もありません。
ただし、足元までガラスがある大きな窓を選ぶと、冬場に寒く感じることがあります。
断熱性能の高い窓を選ぶか、腰高の窓を選ぶように注意しましょう。
ダイニングテーブルの配置④ カウンターのすぐそば
カウンターのすぐそばにダイニングテーブルを置く配置もおすすめします。
理由は次の2点です。
- カウンターとダイニングのイスを兼用できる
- ダイニングテーブル上の荷物をカウンターに一時置きできる
ダイニングチェアがすぐ近くにあれば、カウンターのイスをわざわざ買う必要がありません。
また、ミニカウンターをつけておけば、ダイニングテーブルで使っていた勉強道具やパソコンを一時置きすることができます。
食事前の片づけが楽になるので便利です。
ダイニングやカウンターで宿題をさせたり、自宅でテレワークをする方におすすめの配置です。
ダイニングテーブルの配置⑤ 壁の近く
壁にダイニングテーブルが接するように置くと、利便性が高まります。
なぜなら、壁にニッチやコンセントを施工できるからです。
ダイニングテーブル脇にニッチがあれば、テーブル上の細々としたものをしまうことができます。
そのため、テーブルはいつもすっきりとして広々と使うことが可能です。
また、コンセントをつければ、卓上家電やパソコンを使うことができます。
ホットプレートやタコ焼き器、電気鍋などを頻繁に使う家庭なら、とても便利に感じるでしょう。
また、ダイニングテーブルから遠い位置にコンセントがあると、子供がコードに足を引っかける心配があります。
しかし、ダイニングテーブルのすぐ脇にコンセントがあれば、その様な心配はありません。
【おわりに】
「ダイニングテーブルはどこに置く?」という疑問に対して、具体例を紹介しました。
自分が目線・動線・機能性のどれを意識した間取りづくりをしたいのかによって、ぴったりなダイニングテーブルの配置は異なります。
家づくりの要望と照らし合わせながら、ベストな配置を考えてみてくださいね。
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