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家を建てるタイミングを考える際には子供のことを考えよう!

「子供が生まれたし、そろそろマイホームを考えようかな」
「子供が生まれる前に家を建ててしまった方が良いのかな」
「子供が何歳のときに家を建てるのがベストなのだろう」

 

家づくりを行うにあたって、子供の年齢は考慮すべき大きな要素の1つです。
そのため、このような疑問をお持ちの方は大勢いらっしゃるでしょう。
そこで今回は、家を建てるタイミングと子供の関係について詳しく解説します。

新築をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

□家を建てるタイミングの目安となるポイントとは?

家づくりは、「どのような家をどのような場所に建てるのか」といったことが重要ですが、それと同じくらい「いつ建てるか」といったことも重要です。
家を建てるタイミングの目安となるポイントは、いくつも挙げられます。
ここでは、7つのポイントをご紹介します。

 

【1】結婚
結婚を期に家を建てるメリットとしては、夫婦での新生活を新居でスタートできることや住宅ローンの計画を立てやすいことが挙げられます。
一方でデメリットとしては、まだ貯金や収入が少ないために資金を十分に用意できないことや住宅ローンの借入可能額が足りない可能性があること、転勤や子供などの不確定要素が多いことが挙げられます。

 

【2】出産
出産に合わせて家を建てるメリットとしては、出産前であればフットワークが軽い状態で土地探しや家づくりを進められることが挙げられます。
また、子育てに適した住環境を子供生まれる前に整えられることなどが挙げられます。
デメリットとしては、出産前後で家計が変動しやすいことが挙げられます。

 

【3】第二子の誕生
第二子の誕生に合わせて家を建てるメリットとしては、家族構成を踏まえた家づくりができることや第一子を出産したときの経験を活かせることが挙げられます。
デメリットとしては、職場復帰が遅れるリスクや新たな環境で2人の子育てをするストレスを感じる可能性があることが挙げられます。

 

【4】子供の幼稚園(保育園)入園
こちらのメリットとしては、幼稚園でできた友達と一緒に小学校へ進学できることや子供が地域に慣れて親しみを持てることが挙げられます。
デメリットとしては、第二子をこれから想定している場合に、第二子の小学校入学までに住環境を整えておく必要があることが挙げられます。

 

【5】子供の小学校入学
こちらのメリットとしては、小学校入学までに引っ越しができれば、学校に入ってから転校する必要がなくなることが挙げられます。
デメリットとしては、幼稚園時代を賃貸で過ごす場合に、子供が発する騒音が問題になる可能性があることが挙げられます。

 

【6】子供の中学校入学
こちらのメリットとしては、比較的収入や子育てが落ち着き、気持ちに余裕があるときに引っ越しができることや子供の意見も反映させた家づくりができることが挙げられます。
デメリットとしては、引っ越す場所によっては子供が小学校の友達と離れてしまうことが挙げられます。

 

【7】子供の自立
こちらのメリットとしては、夫婦だけで暮らす場合に、必要最低限の広さのコンパクトな家を建てられることや老後を新しい住環境で過ごせることが挙げられます。
デメリットとしては、年齢によって長期間の住宅ローンの借り入れが難しくなる可能性があることが挙げられます。

 

 

□出産の前後に家を建てるメリット・デメリットとは?

出産は、人生で最も大きなライフイベントと言っても過言ではないでしょう。
そのため、出産の前に家を建てるか、後に家を建てるか、ということには、それぞれメリット・デメリットがあります。
ここでは、より詳しい違いを見ていきましょう。

 

*出産前に家を建てる場合

出産前に家を建てるメリットとしては、妊娠中・育児中の負担が軽減されることや引っ越しの荷物が少ないこと、出産後の環境変化が少なくなることが挙げられます。
出産後は育児で慌ただしくなります。
そのため、出産後に土地探しや家づくりを行うとなると、かなり苦労することになるかもしれません。
出産前に家を建ててしまえばその心配はなく、出産後に環境が変わることによってストレスを感じることもありません。

一方でデメリットとしては、出産後の家計に関する計画を立てておくこと、家族構成の変化を想定しておくこと、子育てを踏まえた家づくりを行うことが求められることです。
これらの要素は、子供が生まれる前には想定できないこともあるので、すこし難しさを感じるかもしれません。
また、出産後は育児にお金がかかるため、それまでと家計は一変します。
住宅ローンの返済が苦しくなる場合も考えられるため、慎重に計画を立てておく必要があります。

さらに、安心して子育てができる環境を選ぶことも欠かせません。
まだ子供が生まれる前で、イメージが付きにくいかもしれませんが、子育てに困らないように気をつけましょう。
子供のために小中学校の事情を調べておくことも大切です。

 

*出産後に家を建てる場合

出産後に家を建てる場合のメリットとしては、子供との生活を踏まえた家づくりがしやすいこと、子供の人数や性別に合わせた家づくりができること、ライフスタイルの変化に対応しやすいことが挙げられます。
子育てをある程度経験してから家づくりを始めれば、子育てのしやすい環境を実現しやすいです。
家族構成にピッタリ合った家づくりができるでしょう。

一方で注意点としては、引っ越しのタイミングを考慮すること、保育園・幼稚園の空き状況を確認してからしか引っ越せないことが挙げられます。
産後すぐに引っ越しを行うのは負担が大きいため、避けたほうが良いでしょう。
また、子供が赤ちゃんのうちに引っ越す場合は、預けられる環境を整えておく必要があります。

 

□幼稚園入園前・卒園後に家を建てるメリット・デメリットとは?

幼稚園の入園・卒園も、出産と同様に重要なポイントの1つです。
それぞれのメリット・デメリットを解説します。

 

*幼稚園入園前に家を建てる場合

幼稚園入園前に家を建てるメリットとしては、地域のコミュニティに馴染み、関係の深い友達を作れることが挙げられます。
幼稚園に入る前にマイホームをもった場合は、定住場所が決まってから幼稚園に入園することになります。

そのため、親に転勤などの特別な事情がない限りは、幼稚園でできた友達と一緒に小学校に入学し、中学校へ進学します。
つまり、幼稚園からの馴染み深い友達と、9年程度一緒に過語せるのです。
仲の深い友達と長く過ごせることは、子供にとって良いことでしょう。

 

*幼稚園卒園後に家を建てる場合

幼稚園卒園後に家を建てるメリットとしては、子供の性格や好みがわかってきて、その後の進学などのライフプランを立てやすくなることが挙げられます。
子供がある程度成長してから家を建てることで、ライフプランを考えやすいです。

一方でデメリットとしては、小学校入学にあたって引っ越すことになると、親も新たなコミュニティに参加する必要があることが挙げられます。
子供が新しいコミュニティに加わることになるのはもちろんですが、親も同様です。
人間関係のストレスを抱えることがあるかもしれません。

 

□家を建てた人の声を子供の年齢別にご紹介!

家を建てるタイミングについては、妊娠前が最もベストだと考える人が多いようです。
続いて、子供の年齢が3~5歳、0~2歳の時期に家を建てるのが良いとする考えも多いようです。

妊娠前に家を建てた人からは、「妊娠前に家を建ててしまった方が楽」「子供がいないうちに引っ越しをした方が楽」といった声があります。

子供が0~2歳の時期に家を家を建てた人からは、「幼稚園や保育園に上る前の方がスムーズに引っ越しできる」「子供が歩けるようになると騒音が増えるため、その前に引っ越した方が良い」といった声があります。

子供が3~5歳の時期に家を建てた人からは、「子供が転校を経験しない」「子供部屋をちょうど良いタイミングで与えられる」といった声があります。

 

□家を建てるのにかかる期間は?

子供の年齢と家づくりのタイミングを考える上では、家を建てるのにかかる期間も把握しておく必要があります。
一般的な注文住宅では、工期は3~6ヶ月程度になることが多いです。
ローコスト住宅などで工期が短い場合は2~3ヶ月、設備や間取りを特注する場合は5~6ヶ月程度が目安です。
子供の年齢を踏まえた上で工期から逆算して、引っ越しの時期に関する計画を立てましょう。

着工の季節に関しては、気温の安定している春や秋が良いとされています。
また、梅雨の時期は避けたほうが良いという意見もあります。
ただし、季節による条件の違いに対しては適切に対処した上で家づくりが進められるため、それほど気にしなくても良いでしょう。

始まりの玄関

 

□家を建てる際には住宅ローンも重要です!

家を建てるタイミングは、住宅ローンの返済も考慮して考えましょう。
ローンの完済の時期から逆算して、頭金を踏まえた上で月々の支払額を検討します。
慎重に計画を立てていないと、5年10年は返済できていても、20年30年と経つ頃にはかなり苦しい状況に追い込まれてしまう可能性もあります。

ローン完済にかかる時間は30~35年が一般的であるため、今の収入だけでなく、30年後あたりの収入も考慮する必要があります。
さまざまなリスクを考慮して、無理のない返済計画を組むことがなにより大切です。

 

□まとめ

今回は、家を建てるタイミングと子供の関係について解説しました。
「子供が何歳のときに家を建てるか」という問題は、親と子供、両方の人生に大きな影響を与えます。
それぞれの選択肢の違いをよく比べて、慎重に検討しましょう。

当社では、親子一緒に、末永く快適に暮らせる家づくりを行っております。
新築をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。