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注文住宅で考えることとは?チェックポイントや失敗しないためのポイントをご紹介!

家づくりは、多くの人にとって一生に一度の大きなイベントです。
そんな家づくりで失敗して、後悔を残したくはないですよね。
家づくりは考えることが非常に多く、すべてを理想通りに仕上げることは難しいかもしれません。

しかし、考えるべきポイントを早めに押さえておき、綿密な計画を立てることで理想に近づける工夫はできます。

そこで今回は、注文住宅の家づくりで押さえておくべきポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

□注文住宅とはどんな住宅?

注文住宅とは、間取りやデザイン、仕様などを決定してから建てられる住宅を指します。
どんな家にするのかを自分の意志で決められるため、家づくりの自由度が高いことが魅力です。

建売住宅は反対に、間取りやデザイン、仕様がすでに決定されている住宅を指します。
そのため、建売住宅では基本的に自分の好みに沿った家づくりはできません。

 

「人と違う家に住みたい」
「デザインや間取りにこだわった家づくりがしたい」

 

このようにお考えの方には、自由度の高い注文住宅がピッタリです。

 

 

□家づくりで考えるべきポイントとは?

家づくりで考えるポイントは、大きく分けて8つが挙げられます。

 

【1】住宅ローンなどに関するお金のこと
家を建てる上では、当然ながら、多くのお金が必要になります。
建物や土地に対して支払うお金はもちろん、付帯工事費(建物以外の工事費)やさまざまな諸経費を支払うことになります。
家が完成したあとも、住宅ローンや維持管理費、光熱費や固定資産税をはじめとする税金など、多くのコストが発生しますよね。

 

【2】土地を見つける
注文住宅の場合、土地探しも必要になるケースが多いです。
理想に近い土地を見つけるためには早めに動き出すことが大切です。

ただし、すべての条件にあった土地を見つけることは難しく、思い通りの土地に巡り会えないケースも少なくありません。
そのため、希望する条件の優先順位をはっきりさせ、効率良く土地探しを進めることが肝心です。

 

【3】家づくりで重要な間取り
間取りは、家づくりで最も悩むポイントと言っても良いでしょう。
一度建ててしまうと簡単には変更できないため、慎重に検討する必要があります。
家族の要望をまとめて、将来も見据えた間取り決めをしましょう。

 

【4】人によって嗜好は異なりますが住宅のデザイン
デザインにどの程度こだわるかは、人によって異なるでしょう。
オシャレで個性的な住宅にしたい場合には、デザインにこだわると家づくりが楽しくなります。
外観のデザインを考える際には、周辺環境との相性も考えながら進めることが成功のコツです。

 

【5】家づくりに使用する素材
同じ間取りでも、家づくりに使用する素材の違いによって過ごしやすさに違いが生まれます。
例えば、同じ広さのリビングでも、床がコンクリートの場合と木の無垢材の場合とでは、雰囲気や歩いたときの感触、床の肌触りなどが全く違います。
空間に何を求めるかによって、選ぶべき素材も変わってきます。

 

【6】快適な暮らしに欠かせない性能
どれだけデザインが洗練されていておしゃれな家であっても、夏は熱気が充満し、冬は凍えるような寒さになってしまう、とあっては、理想の家とは呼べません。
断熱性や気密性、透湿性や耐震性などは、快適な生活に欠かせない性能です。

 

【7】アフターメンテナンス
家づくりにおいては後回しにされがちですが、アフターメンテナンスも欠かせない要素の1つです。
完成後も長く快適に暮らすために、アフターメンテナンスが充実しているかどうかも要チェックです。

 

【8】住宅の維持費
アフターメンテナンスと同様、長期的な目線で特に重要なのが、維持費です。
家を建てるときの費用が安くても、維持費が大きくなってしまっては、お得とは言えません。
家づくりの際にかかる費用だけでなく、維持費も考慮して総合的に考えることが大切です。

 

□土地選びのポイントは?

先ほどご紹介したポイントのうちの1つである、土地選びにおいては注意すべき点がいくつもあります。

 

*エリア選び

エリア選びのポイントとしては、以下が挙げられます。

 

【1】周辺エリアの特徴
土地購入を検討する際には、まず、周辺がどんなエリアかを調べる必要があります。
もともとある住宅街と、新しく宅地造成されたエリアでは、街の雰囲気に違いがあります。
新たに整備されたタウンは、計画的に配置された整った街並みが魅力的で、商業施設も充実している傾向にあります。

 

【2】通学・通勤の利便性
学校や職場までどれくらい離れているかを確認し、最寄り駅までの距離や、始発・終電の時間、ラッシュ時間の混み具合などを確認しましょう。
周辺の小中学校を確認し、どの校区に含まれているかも要確認です。
朝と夜とでは周辺の雰囲気が違うといったこともあるため、街灯が少なくないか、夜道が暗くならないかといった点も見ておきましょう。

 

【3】周辺エリアの施設
スーパーやコンビニ、大型のショッピングモールなどが近くにないと、不便に感じるかもしれません。
商業施設がどの程度の距離にどのくらい存在しているかも重要です。
また、病院や銀行、郵便局なども位置関係を把握しておきましょう。

 

【4】将来の住環境
家を建てたタイミングではそれほど利便性が高くないエリアでも、将来再開発が進み、利便性が大きく向上するかもしれません。
周辺エリアで再開発の計画がないかどうかは前もって確認しておくと良いでしょう。

 

*良い土地の条件

土地選びでは、周辺エリアの条件だけでなく、その土地自体の状態を見ることも重要です。
良い土地の条件としては、以下が挙げられます。

 

【1】地盤がしっかりしている
地盤が弱い土地の場合は、災害に見舞われた際に、大きな被害を受けてしまう可能性があります。
そのため地盤が弱い土地を選ぶ場合は、地盤の弱点をカバーするための追加工事が必要になります。
過去に地盤沈下や液状化現象が発生した土地は、できるだけ避けたほうが安全でしょう。

 

【2】災害に対する強さ
地震以外には、水害や土砂災害などのリスクにも目を向ける必要があります。
ハザードマップを確認し、その土地の災害に対する強さを確かめておきましょう。

 

【3】境界線がはっきりしている
隣の土地との境界線がはっきりしていないと、後々土地に関するトラブルが発生するおそれがあります。
将来のトラブルを避けるためにも、境界線は明確にしておくことが大切です。

 

□間取り選びのポイントは?

間取りをなんとなくで決めてしまうと、後々不便に感じる点が多く出てきて、不満をいだいてしまうでしょう。
間取り選びで押さえておくべきポイントとしては、以下が挙げられます。

 

【1】日々の生活に快適な動線を探る
家族1人1人の動線が複雑で長いと、生活のしにくさを感じてしまうでしょう。
日々の生活の動線は、できるだけ短く、シンプルになるのが理想です。
間取り図を見て、動線を実際に書き込みながら考えると失敗しにくいでしょう。

 

【2】収納の数やスペース
注文住宅で特に多い失敗の1つに、「収納が足りない」「収納が使いにくい」といったことが挙げられます。
家族の人数や持ち物を考慮して、実際に使う場面を想像しながら収納スペースを考えるようにしましょう。

 

【3】住環境とかかわりの深い音の問題
間取りによっては、音の問題が発生する場合があります。
例えば、リビングの隣にトイレが配置されていたり、寝室の真上に水回りがあったりすると、排水音が気になってしまうことがあるでしょう。
家の正面が交通量の多い道路である場合は、寝室を道路側から遠ざける工夫も必要です。

 

【4】自然の採光を取り入れる
十分に光を取り込めないリビングだと、日中の室内が薄暗い印象になってしまうかもしれません。
窓の大きさや位置、近隣の建物の影などを考慮して、十分に日光を取り込めるようにしましょう。

 

□注文住宅で失敗しないために押さえるべきポイント

注文住宅で失敗しないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

*将来のライフスタイルまで見据える

家を一度建てたら、その後何十年もそこに住み続けることになります。
そのため、家を建てた当初は快適に感じていたとしても、20年後、30年後も同じように快適だと感じていられるとは限りません。

子供が成長すれば、子供が1人になれる部屋が必要になるでしょう。
さらに成長すれば、勉強や部活の道具が増え、洋服もたくさん持つようになるでしょう。

また、親が歳を重ねて足腰が弱ると、若い頃は苦ではなかった段差の上り下りが大変になってくるでしょう。
あとからバリアフリーの工事を行うとなると大きなコストがかかってしまいます。
そのため、はじめから段差を少なくするなどの工夫が大切です。

このように、将来を見据えて、変化に対応できるように工夫することが家づくり成功の鍵と言えます。

 

*余裕を持った資金計画を立てる

住宅ローンの借り入れは、無理をしないことが重要です。
毎月のローンの返済で生活費が圧迫されてしまっては、普段の生活でストレスを感じることになりかねません。
ローンを借りる際は何度もシミュレーションを行い、余裕のある資金計画を立てましょう。

 

*オプション選びは慎重に

注文住宅の設備を考えるにあたっては、さまざまな便利なオプションに魅力を感じることでしょう。
しかし、実際導入してみると、「そこまで便利ではなかった」「結局ほとんど使わなかった」となってしまうことも多いです。
オプションを多く取り入れると費用も高くなってしまうため、オプションについては冷静に検討しましょう。

 

□まとめ

今回は、注文住宅の家づくりで考えるべきポイントや、失敗しないために押さえるべきポイントなどについて解説しました。
家づくりで成功するためには、注意しておくべき点がたくさんあります。
いざ家を建てるという段階になって慌てることがないよう、注意点は前もって把握しておきましょう。
当社では、お客様の理想を実現する家づくりを行っております。
注文住宅をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。