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ウォークインクローゼットは換気が大切!新築時にできる湿気対策7選

ウォークインクローゼットの換気効率を高めて湿気対策をしよう

注文住宅で人気の間取りであるウォークインクローゼット。

最近では、家族全員の洋服が入れられる大容量のウォークインクローゼットが採用されることも増えてきました。

より使い勝手の良いウォークインクローゼットを作るには、広さや収納方法の他に「湿気対策」がポイント。

しっかり換気ができるように新築時から対策を行い、湿気の溜まりにくいウォークインクローゼットを作りましょう。

 

ウォークインクローゼットには換気が大切な理由

ウォークインクローゼットは換気対策を必ず行いましょう。

なぜなら、洋服は湿気を含むと傷んでしまったりカビが生えたりするからです。

湿度が高いこもった空間に洋服を収納しておくと、臭いが気になることもありますよね。

また、ウォークインクローゼットが多湿だと、壁紙や床材の劣化につながることもあるため対策が必須です。

 

ウォークインクローゼット内の換気対策を行うのはもちろんのこと、湿気を含んだ洋服をしっかりと乾燥させるための対策も行いましょう。

入居後に除湿剤などを使う方法もありますが、新築時にできる対策を行うことで効果的に湿度対策ができます。

ぜひ注文住宅を建てる方は、ウォークインクローゼットの換気について考えてみてくださいね。

 

新築時にできるウォークインクローゼットの湿気対策7選

新築時にできるウォークインクローゼットの湿気対策を紹介します。

 

①個別の換気扇をつける

ウォークインクローゼット内を効率よく換気するために、個別の換気扇を付けても良いでしょう。

換気扇をつけることで、ウォークインクローゼットへ空気を引っ張る力が強まるため、空気の循環がスムーズに行えます。

湿気だけでなく、クローゼット内のこもった臭い対策にもなります。

 

②脱衣所やランドリールームと隣接させない

湿度が高くなりやすい脱衣所やランドリールームと、ウォークインクローゼットを隣接させることは避けましょう。

なぜなら、ウォークインクローゼットまで多湿になり、カビ菌などが繁殖しやすい環境になるからです。

 

とは言え、洗濯動線を考えると隣接させた間取りを採用したいという方も多いですよね。

その場合は、扉で仕切れるようにしたり、回遊動線にして空気の通り道を作ったりするなどの工夫をしてみてください。

こちらは脱衣所と隣接したウォークインクローゼットですが、開き戸を付けて湿気対策を行いました。

 

③ウォークスルータイプにして風通りを良くする

ウォークインクローゼットを通り抜けできるウォールスルータイプにすることもおすすめです。

行き止まりの空間の場合、24時間換気をしていても空気の流れが滞りやすくなってしまいます。

ウォールスルータイプにすることで、クローゼット内を空気が通り抜けるため、湿気が溜まりにくい環境を作ることが可能です。

また、サーキュレーターなどを作うことで、空気の流れを作りやすくすることもできます。

動線も良くなって一石二鳥の間取りなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

④窓を付けるなら断熱性の高いものを選んで

換気のことを考えてウォークインクローゼット内に窓をつける方もいるでしょう。

しかし、窓があることで湿度が上がってしまうケースもあります。

室内と屋外の温度差があると、窓から熱が出入りしてしまい結露が発生し、洋服や壁にカビが生えてしまう事例も少なくありません。

また、外の湿度が高い季節に窓を開けて換気すると、室内の湿度も高まって逆効果になってしまいます。

 

そのため、換気のために窓を付ける必要性はありません。

明かり取りのために窓を付けるなら断熱性の高いものを選んで、窓が洋服と直接触れ合わないような位置に施工してくださいね。

 

⑤除湿器が置けるようにコンセントを施工する

ウォークインクローゼットの湿気対策には換気も大切ですが、除湿器などを併用するとさらに効果は高まります。

クローゼットの扉を閉めて除湿器を使った方が効率的なので、除湿器用のコンセントの採用をおすすめします。

また、脱衣所やランドリールームなどで室内干しをする場合にも除湿器は活躍するため、忘れずコンセントを施工してください。

アイロンがけなどの用途でも使うことができるため、使い勝手も良いでしょう。

 

⑥余裕をもって衣類を収納できる広さにする

ウォークインクローゼットの広さをコンパクトにすると、洋服を隙間なく収納しなければなりません。

すると、衣類に含まれた湿気が逃げにくくなり、クローゼット内の湿度がどんどん高くなってしまいます。

また、洋服も湿気を含んだままなので、カビが生えやすくなったり臭いが気になったりしやすいです。

ウォークインクローゼットは広めに設計し、ゆとりを持って洋服を掛けられるようにしてくださいね。

 

⑦湿気を含んだ衣類を一時置きできる空間を作る

湿度が高い時期に外に出ていると衣類は水分を吸収してしまいます。

見た目や触り心地ではわからなくても、繊維には多くの湿気が溜まっています。

そのままウォークインクローゼットに収納してしまうと、湿度が高くなってしまうため注意が必要です。

 

対策としては、アウターなどの1度着ただけでは洗濯しない洋服を、一時置きできる空間を作る方法です。

こちらの事例のように、玄関にパイプハンガーを採用すれば、アウターを掛けて湿気を飛ばすことができます。

 

また、洗濯をした衣類を生乾きのまま収納することを防ぐために、乾燥機や室内物干しの導入もおすすめです。

ウォークインクローゼットで保管する衣服は、完全に乾いた状態で持ち込むようにしましょう。

 

【おわりに】

注文住宅で採用されることの多いウォークインクローゼット。

たくさんの洋服をすっきりと整理整頓できるため、使い勝手の良い空間ですよね。

しかし、しっかりと換気を行って湿気対策を行わないと、衣類を傷める原因になってしまいます。

新築時にできる対策を取り入れ、快適に使えるウォークインクローゼットを作りましょう。

 

アイリスホームでは、お客様の暮らしに寄り添った家づくりをしています。

ウォークインクローゼットのある間取りも多数建築しておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

佐久間 岩男

アイリスホームの代表取締役社長であり、同時に「何でもします課」を自ら公言している。実直な性格だが(見かけによらず)同乗者にあたたかい飲み物を事前に用意しているやさしさを併せもっている。南相馬で生まれ南相馬で社長になった南相馬純血。実は24歳から社長業に勤しんでいるので社長歴20年のキャリアをもっている。とても人情豊かな社長である。