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30坪の注文住宅どんな間取り?|おすすめの間取りとポイントを紹介します!

「憧れのマイホームを注文住宅で建てたい!」と思い立った場合、必要な土地の広さのイメージが上手く出来ない、家族数に合わせた最適な間取り設計に苦慮するという方も多くいらっしゃる様です。

 

今回は30坪の家をベースに、土地の必要な広さ・どういった間取りが実現可能か・何人で住めるのか・間取りの構成ポイントなど詳しく解説します!

 

間取りのプランニングにお悩みの方も、家づくりについて知識を深めたい方も、ぜひご参考下さい。

 

 

延べ床面積30坪の家とは?

まず、延べ床面積とは、注文住宅各階の床面積を合計したもので実際に住める広さになります。

 

延べ床面積30坪は、平米だと約99.3㎡、畳の枚数に換算すると約60枚になります。1人暮らし用のワンルームの場合20㎡~30㎡が主流となり、それの3倍~5倍をイメージすると分かりやすいかと思います。

 

 

どんな間取りになる?何人で住める?

延べ床面積坪の注文住宅の場合、3LDK~4LDKの間取りに向いています。

 

LDKとはリビング(L)・ダイニング(D)・キッチン(K)を指し、3LDKならばLDK+3つの個室、4LDKならばLDK+4つの個室で構成されています。3LDKなら3人、4LDKなら4人で住むという事になりますね!

 

なお、書斎や趣味部屋・家事室など「寝起きに適さない部屋」は1部屋と換算せず、サービスルーム(S)と表記されます。

 

 

必要な土地の広さは?

お住まいの都道府県や地域にもよりますが、一般的な住宅地は「建ぺい率60%・容積率200%」あるいは「建ぺい率40%・容積率60%」がスタンダード。
では、「延べ床面積が30坪の家を建てたい」場合、はたして何坪・何㎡必要なのでしょうか?

 

「建ぺい率60%・容積率200%」の場合、必要な坪数は15坪(49.59㎡)

「建ぺい率40%・容積率60%」の場合、必要な坪数は50坪(165.289㎡)

となります。

 

ポイント:今さら聞けない!!建ぺい率・容積率って?

建ぺい率・容積率のいずれも建物を作る際に関わる建築基準法です。

 

建ぺい率を簡単に解説すると「その土地に対してどの程度の広さの家を建てられるか?」を示した数値。計算方法は「建築面積(建物を真上から見たときの面積)㎡÷土地全体の面積㎡×100=建ぺい率(%)」となります。

 

容積率は「その土地に建てることの出来る、延べ床面積の割合」を指します。容積率の計算方法は「延べ床面積㎡÷土地全体の面積㎡×100=容積率(%)」となります。

 

 

延べ床面積30坪の間取り5選

それでは、実例をもとに、30坪の注文住宅の間取りをご紹介していきます。

 

子育て世帯にピッタリ、1番人気の4LDKの間取り

2階はプライベートスペースとして、ご夫婦とお子さんたちの寝室をそれぞれ設計。また書斎は、在宅ワーク・テレワークの場としても利用可能!なお、書斎は寝起きが出来ない部屋の為、居室としてカウントしません。

 

1階には和室を作り、4つめの部屋とします。お子さんが小さい時の遊び場所や、ゲストの滞在スペースとして、など用途に合わせて活用出来ます。

 

空間が広く見えるリビング階段のある間取り

2階建て以上の戸建てには階段がつきものですが、実はこの階段を作るには最低でも1坪(3.31㎡)のスペースが必要なんです!

限られた土地を最大限活かすには、リビング階段がお勧め!階段を独立させるのではなく、リビング内に階段を設ければ、リビングの中に作るためスペースの無駄が省けます。

 

動線がポイント!家事ラク間取り

注文住宅なら、生活しやすい間取りも実現できます。延べ床面積30坪で、家事動線を意識した間取りもおすすめ!

 

こちらの間取りは、キッチンと洗面脱衣所(洗濯機置き場)が隣接している為、お料理と洗濯を同時進行出来て、さらにキッチン横に勝手口を作ると、生鮮食品を含めた買い出し品を、直接運び入れることが出来て便利です。

 

たっぷり収納がある間取り

1階の玄関脇にはシューズクロークを用意。靴、傘やレインコートなどの雨具、お子さんの外遊びセットの収納も出来ます!

 

また、ファミリークローゼットも重要ポイント。掃除用品、電球や懐中電灯などの細々とした備品、絨毯・ブランケットなどの寒い時期のみ活躍するグッズなどは、共有のファミリークローゼットで収納・管理する事で、リビングも各個室も、家中スッキリした印象をキープ出来ます。

 

一方、2階の個室にもそれぞれクローゼットを完備。
ご夫婦の寝室にはウォークインクローゼットを作ると、2人分の服を収納でき、衣替えの手間から解放されます。

 

広々リビングで開放感のある間取り

せっかくマイホームを建てるなら、おしゃれで開放感のある家にしたい。そんな要望を叶えるには、吹き抜けのある広々リビングを備えた間取りもおすすめです!

 

開放感の演出には、吹き抜けを作り上方向へ抜け感を持たせるだけでなく、壁の数・窓の位置も重要なポイント。視覚的な遮りを減らせるように、リビングの壁は出来るだけ少なくしましょう。また、窓もリビングだけでなくダイニングキッチン(DK)側にも作るとより明るく開けた印象になります。

 

 

延べ床面積30坪に希望の条件を盛り込むには?

マンションやアパート、建売住宅での暮らしに比べ、間取りを自在にオーダー出来る注文住宅。人気のオプションやこだわりなど、希望条件を盛り込んだ間取りは実現可能なのかを解説いたします!

 

パントリー、ランドリールームが欲しい時は?

注文住宅で人気のパントリーとランドリールーム。パントリーは日用品や食料などの収納場所。ランドリールームは「洗う・干す・アイロンがけ・たたむ」全て一ヶ所で行える家事部屋となります。

 

延べ床面積30坪でパントリー・ランドリールームを作るには、個室を1つ削った3LDKの間取りにすることをお勧めします。無理やりに4LDKにしてしまうと、各個室・リビングが窮屈になったり、せっかくのパントリー・ランドリールームが手狭になる恐れがあります。

 

ウッドデッキとバルコニーの両方欲しい時は?

実はウッドデッキ・バルコニーともに、延べ床面積には含まれないことが多いのです。
ウッドデッキは屋外かつ屋根がないこと、バルコニーは突き出る床部分が2m以下は、延べ床面積としてカウントされません。

 

4LDKで、強引にウッドデッキ・バルコニーを作ってしまうと、かなり窮屈になってしまう可能性大もあります。個室を1つ削り、3LDKの間取りにするのがおすすめ。

 

1階のリビングのそばに広々としたウッドデッキを作り、洗濯物を干したり、第2のリビングとして活用、開放感をアップさせるのも良さそうです。ご夫婦の寝室にバルコニーを作ると、日当たりや見晴らしも良く布団干しが出来れば嬉しいですね!

 

まとめ

今回は30坪で注文住宅を建てる際に必要な間取りのポイントを紹介してきました。

当然ですが、同じ30坪でも、人数、ご希望の条件によって間取りはご家族の数だけ無限にあると言っても過言ではありません。

自分達の暮らしが充実するような注文住宅をぜひ検討してみてくださいね。

 

アイリスホームでは、お客様の暮らしに寄り添った家づくりをしています。

「一戸建て、マイホームや注文住宅の魅力がもっと気になる!」という方はぜひお気軽にご相談ください。

 

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この記事を書いた人

三階 真紀

間取り・外観・内観イメージなどCADを操り自由自在に作成します。 社内の仕事を多岐にわたりこなすパワフルウーマン。北海道生まれだという説もある◎