外出する機会が減り、家で過ごす時間が増えた昨今。おうち時間をより充実させたいとお考えの方もきっと多いはず。
そんな時にオススメなのが「中庭」です。
中庭はリビングなど居住空間とつながるプライベートな庭として、安心してくつろげるスペース。お子さんの外遊びのスペースとしてはもちろん、趣味や在宅ワークなど、様々な使い方ができるのが魅力です。
光や風を身近に感じられ、屋内の部屋では味わえない魅力を持つ中庭。
「中庭のある家に憧れる、マイホームに取り入れたい!」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
中庭に憧れをお持ちの方は多いのですが、同時に迷われる方も多いのも事実です。
そこで今回は中庭のある暮らしをイメージできるよう、そのメリットとデメリットを詳しく説明していきます。
・周囲の目を気にせずにDIYやバーベキューを楽しみたい
・安心できる子どもの外遊びスペースが欲しい
・周囲を建物で囲まれた立地、それでも採光や通風を確保した家をつくりたい
・明るく開放的な平屋に住みたい
これらに少しでもピンときたか方。
そのご希望、中庭のある暮らしで実現できるかもしれません!
マイホームには中庭をとお考えの方はもちろん、個性的なマイホームにしたい、お庭づくりを迷われているという方も是非最後までご覧ください。
◇中庭とは
中庭とは建物や塀などで囲まれた庭のことで、ロの字型やコの字型、L字型の中庭があります。コートハウスとも呼ばれることも。
一般的な庭と比べると、建物で囲われた中庭はプライバシー性やセキュリティ面が高く確保され、独立性がある庭といえるでしょう。
また、居住空間から延長した「セカンドリビング」として活用できるという点など、一般的な家では得られない魅力を兼ね備えています。
◇中庭のメリット
外を閉じて中を開くことにより、開放的なプランを実現しながら、プライバシー性や防犯性にも優れる中庭のある家。
次のようなメリットがあります。
① 採光や通風に優れる
中庭を設けるメリットは、何といっても光と風の流れを取り入れやすいことです。
中庭があると、家の表面積が増えて開口部を設けやすくなり、自然光を多くの部屋に取り入れやすくなります。そのため方位や周辺環境に左右されることなく、家全体を明るくすることができます。また、周囲を建物で囲まれた立地でも、中庭側の窓を開ければ、心地よい緩やかな通風を確保することができます。
② プライバシー性・防犯面に優れる
一般的な庭とは違い、建物で囲われた中庭は外からの目線が気にならず、プライベートな空間がつくれます。洗濯物や子どもたちのプールも、外から見られることなく安心です。
開口部が外向きでないため、家の中にいる時のプライバシー性も保つことができ、隣の家と距離が近いような立地の場合にはよりメリットを感じられるでしょう。
道路に面していないため、防犯面を気にせず窓を開放して通気できるところも安心です。
③ 多目的スペースとして利用できる
床材をウッドデッキなどにすることで、リビングとのつながりが生まれ、セカンドリビングとして使うことができます。
バーベキューや日曜大工・ガーデニングなどの趣味を周囲の視線を気にせずに楽しめるのは、中庭ならではの魅力。
お子さんを遊ばせるのも、ロの字型で部屋に囲まれた中庭なら、どこかに行ってしまう心配もなく安心。
オープンカフェのようなイメージで、ご友人とお茶を楽しんだり、在宅ワークをしたり・・、家にいる時間が増えた今だからこそ屋外の空間を楽しんでみては?
◇中庭のデメリット
一般的な家では得られない魅力がたくさんの中庭のある家、デメリットはあるのでしょうか?対策も含めてご紹介いたします。
デメリットに関しては、二階建てか平屋かでも違ってくるので、どちらを選ばれるかも念頭に入れてご確認ください。(詳しくは施工会社とご相談されることをお勧めします)
① 建築コストが高くなる傾向がある
凹凸のない単純な形の家に比べ、ロの字型やコの字型の家は壁の表面積が広くなり、窓が増えるので、外壁代やサッシ代が高くなり、一般的な家よりも建築単価が高くなる傾向があります。
しかし、中庭にすると全てのコストが高くなるとは一概には言えません。たとえば、南側に大きな窓を設けた家の場合、道路からの視線を遮るために敷地を塀で囲う外構工事や、各窓へのカーテンや雨戸の設置が必要となります。しかし、外部を閉じている中庭のある家ならそれらが不要となりその分のコストを抑えることが可能です。
このように、工夫次第でコストを抑えられるところもありますので、施工会社と相談しながら予算に応じてバランス良く計画することがポイントとなるでしょう。
② 湿気や熱がこもりやすい
塀で囲まれた中庭は、空気がとどまりやすく、奥の方は日当たりが悪くなりがち。湿気や熱がたまりやすく、水はけが悪くなるので注意が必要です。雨水を流しやすいよう勾配をつける、雨水を下水に流すための集水マスを増やすなど、排水設備をしっかり設けるようにしましょう。湿気対策には土間コンクリートが有効となる他、外壁の一部に隙間をつくり湿気や熱がこもらないようにするのも有効です。事前に対策を考えて計画することが重要といえるでしょう。
③ 動線が長くなることも
中庭を囲むようにリビングや個室、洗面などが配置される間取り。中庭を突っ切れば短く機能的な動線となりますが、雨の日は家の中をぐるりと回る必要があり動線が長くなることも。更に、二階建ての場合は階段での昇り降りも発生するため、より生活動線に配慮したプランニングが求められます。
生活動線を短くし効率的なプランにしたい場合は、平屋もオススメです。階段がなくワンフロアで完結する平屋は回遊型の中庭プランとも相性も良く、便利で快適な生活を叶えることができるでしょう。
◇中庭のある暮らし まとめ
中庭を取り入れて充実したおうち時間を!
いかがでしたでしょうか?
中庭のある暮らしは、一般的な家とは違う魅力があり、おうち時間が更に充実することは間違いありません。
外の視線を気にせずに、明るく開放的なプランを実現できるのも中庭のある家の大きな魅力です。
もちろんデメリットもありますが、それ以上に家族の生活を豊かにしてくれることでしょう。
休日の外出も気軽にできなくなった昨今、マイホームに中庭を取り入れて充実したおうち時間を過ごしてみませんか?
中庭付きの平屋にご興味のある方は・・・
建築コストを抑えたデザイナーズ住宅「SIMPLE NOTE」
中庭付きの平屋建てを建てたいという方へオススメなのが、「SIMPLE NOTE」です。
SIMPLE NOTEとは、1000万円台で叶う高性能デザイナーズ住宅。
・洗練されたデザイナーズ住宅
・合理的な設計がもたらす高性能住宅
・子育てママの家事をラクにする思いやりの家
・家族の安全やプライバシーを守る防犯住宅
・無駄なコストを省いた賢い家
・人に自慢したくなるようなセンスの良い個性的な家
といった特徴がある住宅です。
そしてこのSIMPLE NOTE、中庭のデメリットもしっかりと対策ができます!
【SIMPLE NOTEの中庭デメリット対策】
① 建築コストが高くなる傾向がある
→余計なものをそぎ落としシンプルにデザインされているので、コストも抑えられます。
② 湿気や熱がこもりやすい
→湿気対策に土間コンクリートを採用しています。
③ 動線が長くなることも
→シンプルかつ合理的で住みやすさを追求されたSIMPLE NOTE、さらにワンフロアで完結する平屋のため生活動線もスムーズです。
SIMPLE NOTEについて詳しく知りたい方は資料請求をお願いします。
SIMPLE NOTEについてご興味のある方はもちろん、中庭や平屋についてお迷いの方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※ご相談内容に『simple noteカタログ希望』とご記入をお願いします。