自宅で過ごしている中で、ストレスを感じるのはどのようなときでしょうか。
- 効率よく家事ができない
- 朝の準備や帰宅後の動線が悪い
- 空間が狭くて生活しにくい
- 家族の様子がわかりにくい
- プライベートな空間がない
- 寒い・暑いため不快
このようなときに、イライラしたり居心地が悪いと感じるはずです。
せっかくマイホームを建てるなら、このようなストレスを軽減できる間取りを考えましょう。
ストレスフリーな間取り13選
ストレスフリーな暮らしを送れる間取りを紹介します。
①水回りを近づけた家事効率の良い間取り
キッチンと洗面脱衣所などの水回りを近づけることで、家事を効率良くこなすことができます。
料理をしつつ洗濯物を回したり、食洗機で皿洗いをしている間に風呂掃除をしたりと、家事をしているときは水回りスペースの行き来が多いですからね。
一気に家事を終わらせたいなら、家事をすることが多い空間を近づけ、移動距離をなるべく減らしましょう。
▷おすすめコラム;家事動線が平屋づくりでは重要!動線の良い間取りについて解説します!
②洗濯物は全て1階で完結できる間取り
洗濯物を楽にしたいなら、「洗う・干す・畳む・しまう」という動きを1階で完結できる間取りがおすすめです。
脱衣所とランドリールーム、ファミリークローゼットを近づけた配置なら、さらに家事の効率を上げることができるでしょう。
また、干す手間を省きたいならガス乾燥機の導入もおすすめです。
洗濯機の近くに設置して、洗ってすぐに乾かせるような状態を作りましょう。
▷おすすめコラム:ファミリークローゼットをつくることで家事動線がスムーズに!
▷おすすめコラム:洗濯物はどこに干す?さまざまな事例とメリット・デメリットを紹介
③洗面・脱衣所を分けて朝の準備をスムーズに
家族の人数が多い場合や朝の準備の時間が被るなら、洗面所と脱衣所を分けた間取りがおすすめです。
洗面所を使っているときも気兼ねなく入浴できますし、脱衣所で着替えや洗濯をすることもできます。
洗面所と脱衣所が分かれていると、来客に洗面台を貸すときも、脱衣所を見られないという点もメリットです。
また、洗面所でのストレスを減らすなら、洗面台の幅を広げて2ボウルにする方法もおすすめします。
自分のタイミングでゆっくりと使いたいなら、玄関などにセカンド洗面を作っても良いでしょう。
▷おすすめコラム:別々にする?洗面所と脱衣所を分けるメリット・デメリットを解説!
▷おすすめコラム:もっと便利に快適に!子育て世代にお勧めしたいセカンド洗面の魅力
④掃除がしやすい回遊動線のある間取り
回遊動線がある間取りも、生活のストレスを軽減させる間取りとして効果的でしょう。
行き止まりのない動線なので、掃除もスムーズに進みます。
空間同士を行ったり来たりすることも減るため、普段の生活も効率的になるはずです。
ただし、回遊動線を作る場合、通路を確保しなければなりません。
建物の面積が大きくなりやすいため、使い勝手とのバランスを考えながら検討してみてくださいね。
⑤自分専用の収納作ってものをスッキリ整理整頓
家族全員の服をまとめるファミリークローゼットも便利ですが、意外と自分専用の収納を作ると家がすっきりと片付きます。
上の事例のような造作棚を作り、家族それぞれに専用の収納を分け与えても良いでしょう。
例えば、テーブルの上に子供の荷物が出しっぱなしになっていたとき、子供専用の収納に入れておけばすぐに片付けられますよね。
子供も自分用の収納があると片付けやすいです。
また、帰宅後も自分専用の収納にカバンや鍵などを入れておけば、次の日に出かけるときも楽になります。
収納は入れるものを考えて作るべきとよく言われますが、誰が使う収納なのかも考えて作ることも大切です。
自分専用の収納を作り、自分のものは責任を持って片付ける習慣を付けましょう。
⑥来客にきれいと思われる玄関収納
来客が多く訪れる玄関は、いつもきれいな状態にしておきたいですよね。
しかし、実際には靴が脱ぎっぱなしになっていたり、部活動の道具などが散乱していることも。
家族用と来客用を分けるウォールスルーのシューズクロークも人気ですが、扉が無いと荒れた家族用玄関が丸見えになってしまって意味がありません。
玄関のものをスッキリ収納したいなら、扉付きのシューズクロークをおすすめします。
また、ボックス型の大型収納なら場所も取らず、見た目もスタイリッシュです。
ボックス型の靴箱を付けるなら、玄関脇に屋外収納を付けても便利ですね。
物置代わりに使えて、雨の日でも濡れずに荷物を出し入れできます。
ものの量に合わせて、きれいに整理整頓できる玄関収納を取り入れましょう。
⑦靴の脱ぎ履きが楽な幅広な玄関がおすすめ
小さなお子様がいる家庭は、子供と一緒に靴を脱ぎ履きする機会が多いですよね。
しかし、玄関が狭いとスムーズにできずにイライラしてしまう経験をしている方も少なくありません。
玄関の幅を広げることで、家族が横並びで靴を脱ぎ履き出来ます。
買い出した荷物の一時置きもしやすくて便利です。
コンパクトな玄関を採用するときは、奥行きよりも幅が広めな玄関を検討してみてくださいね。
⑧玄関からパントリーへ直結できる間取り
買い出し後の荷物運びを楽にしたいなら、玄関からパントリーへ直結できる間取りがおすすめです。
とりあえずパントリーに荷物を一時置きして、靴を脱いで手洗いうがいをした後に、パントリーや冷蔵庫へすぐ食材をしまえるため便利です。
パントリーにゴミをまとめて置けば、ゴミ出しもスムーズに行うことができます。
⑨玄関から洗面脱衣所へそのまま行ける間取り
玄関と洗面脱衣所が近い間取りなら、帰宅後の手洗いうがいや着替えがスムーズに行えます。
子供が泥だらけで帰って来ても、すぐにシャワーを浴びられるため、LDKなどの居室に泥や菌を持ち込みません。
ペットがいる家庭も、散歩後に足を洗いやすくて便利です。
脱衣所には部屋着などもしまえる大きな収納を採用し、すぐに着替えができる環境を整えておくことをおすすめします。
⑩外からの目線が気にならない中庭のある間取り
リビングでゆったりとくつろぎたいのに、外からの目線が気になってストレスを感じるという方もいるでしょう。
このような場合におすすめしたいのが、中庭のある間取りです。
中庭側に大きな窓を付ければ、外からの目線は一切気になりません。
カーテンを開けたまま生活できるので、家の中にはいつも明るい光が差し込みます。
車や人通りが多い敷地に家を建てるなら、ぜひ検討してほしい間取りです。
▷おすすめコラム:プライバシー性が高く、明るく開放的な「中庭のある暮らし」とは?
⑪家族の様子が分かりやすい一直線の広々LDK
料理や皿洗いなどの家事中も家族の様子が分かるようにしたいなら、一直線のリビングがおすすめです。
LDKの一体感が強いため、コミュニケーションが取りやすくなります。
また、一直線のLDKは奥行きがあるので、空間が広く見えるという効果があります。
広々としたリビングでゆったりと過ごしたいという方にもおすすめな間取りでしょう。
▷おすすめコラム:【平屋】リビングが広い間取りの実例7選|20畳以上のLDKで暮らそう
⑫各空間が冷暖房しやすい吹き抜けのない間取り
最近では大きな吹き抜けや、各空間をドア無しで繋げるワンルームのような間取りが人気です。
しかし、これらの間取りは冷暖房効率が下がって、夏は暑く冬は寒い家になりやすいというデメリットもあります。
マイホームの冷暖房を個別エアコンにしたいなら、各空間をドアで仕切り、吹き抜けのない間取りがおすすめです。
吹き抜けが無くても、折り上げ天井やハイサッシ・ドアを採用することで、十分に開放的な空間を作り出すことができます。
開放的な間取りにしたいが、冷暖房効率も上げたい方はぜひ検討してみてくださいね。
ただし、全館空調や暖炉などの場合は、吹き抜けなどがあった方が冷暖房効率が高まります。
採用する冷暖房器具に合った間取りを採用しましょう。
⑬LDKと適切な距離が取れる2階ホールのある間取り
家族と近い距離で生活したいが、自分の時間も大切にしたいなら2階ホールを効果的に活用することをおすすめします。
2階ホールにカウンターをつけたりチェアを置いたりすれば、簡易的な書斎を作ることができます。
1階のLDKとは距離があるためプライベートな時間を楽しめますが、階段から下を覗けば家族の様子が分かるため安心です。
2階ホールなら家族全員のフリースペースとして使える点も魅力的ですね。
独立した書斎よりも省スペースで作ることができ、ロフトよりも使い勝手も良くなるため、ぜひ2階ホールを活用しましょう。
【おわりに】
せっかくマイホームを建てるなら、居心地よく穏やかな気持ちで暮らせる家にしたいですよね。
生活している中で感じているストレスの多くは、間取りの工夫で解消できるケースが多いです。
ぜひ自分の生活スタイルに合った間取りを採用して、ノンストレスな暮らしを送ってくださいね。
アイリスホームでは、お客様の暮らしに寄り添った家づくりをしています。
ストレスフリーな間取りに興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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