【何をするのが正解?】家づくりで重視したいことをランキングでご紹介
新築一軒家を購入する際は一生に一度の買い物で、いったい何を重視したら正解なのか迷いませんか?
当然、建てた後の後悔もしたくありませんよね?
そこで今回は、新築で注文住宅を建てる際、これだけは重視しておきたい6項目をランキングにしてご紹介していきます。
こうしておけばよかったといった「すでにマイホーム購入済みの方の声」を基に後悔しないための住まいづくりポイントも解説していきます。
重視すべきポイントランキング6選
どんな家に住みたいかのイメージを固めるためにも、優先順位を明確にすることが大切です。
ただ、優先順位と言っても将来設計や家族の形、家を建てる目的は人それぞれ異なるかと思います。
ここでは、一般的に住まいづくりをする上で大前提として、まず重視しておきたいポイントを6位から順にご紹介していきます。
6位:間取り
住宅の使いやすさを左右する間取りも、重視したいポイントの1つです。
「思っていたのと違う!」「住んでみたら使いにくくて後悔した」という状況はどうにかして避けたいですよね。
そうならないように要望を整理し、イメージを伝えるためのポイントをいくつかご紹介いたします!
「わが家の要望」を書きだそう!
家族から出てくる、いろいろな要望に対して、優先順位を決めましょう。
現状の不満点やみんなの希望を話し合い、こだわりや譲れないところなどを決めておくと、住宅会社からもそれに合わせて的確で有意義な提案が得られるはずです。
イメージに近い写真を見つけよう!
写真があれば複数人へのイメージも共有しやすく、営業や設計担当者、インテリアコーディネーターなどそれぞれからイメージに合ったご提案がしやすくなります。
要望と一緒になぜそのようにしたいのか目的を考えよう!
例えば、「リビングに吹抜けが欲しい」と思った場合、「家族が集まる場所は、開放的でゆっくりすごせるようにしたいから」という理由(目的)を伝えることが大事です。
もしかすると、ご家族の目的を叶えるには、吹き抜け以外の方法もあるかもしれません。
▶おすすめコラム:必ず覚えておきたい!注文住宅の間取りの失敗例と対策5選
5位:断熱性・気密性
夏も冬も快適な家を目指すなら、断熱性・気密性の高さも重要なポイントです。
高気密の家は、室内の空気が外に逃げにくい家のことで、高断熱の家は、外からの空気が室内に入りにくい家のことです。
夏であれば、エアコンの冷気が外に出ていきにくく、外の暑い空気も入りにくいため涼しい家、冬であれば反対に暖かい家となります。
また、長く暖かさや涼しさを保てるため、冷暖房費を節約しやすいのもメリットです。
4位:耐震性能
耐久性、耐震性の高さは、近年多くの方が重視しているポイントです。
耐久性とは、傷みの進みにくさのことで、耐震性は地震に耐えられる強さのことです。
地震に強い家を建てるためには、この耐久性と耐震性どちらも高いことが大切です。
耐久性が低ければ、初めは耐震性が高くとも除々に建物が劣化していき、結果的に耐震性も低い家になってしまうからです。
ただ、国土交通省によると、日本で取り壊される住宅の平均築年数は約30年と、アメリカが約55年、イギリスが約77年なのに比べ短い傾向です。
平均寿命が短い原因は色々と考えられますが、一般的には高温高多湿になりやすい環境であることや、木造住宅はシロアリ被害に遭いやすいためと言われています。
耐久性を高めるためには建材選びが重要
国税庁が定める耐用年数によると、一般的な木造より、鉄骨や鉄筋コンクリート造の方が耐用年数が長い傾向にあります。
また、木材であれば、ヒノキやスギなどが比較的耐久性が高い木材です。
ホワイトウッドなどは、シロアリ被害にも遭いやすいため、導入する場合は慎重に検討しましょう。
耐震性を高めるためには構造計算をして、耐震等級3の建物にすることが重要
構造計算とは、家の強度を確認するために行う計算のことで、壁や部材、基礎などそれぞれの強度がどのくらいか詳細に確認するために行います。
なお、家の強度を確認するには、壁量計算という計算法もありますが、これは構造計算と違い、壁の強度のみを確認する方法です。
耐震性を高めるためには、まず住宅会社に構造計算をしてもらい家の強度を詳細にチェックしましょう。
さらに耐震性の高い家にするためには、耐震等級を確認することも重要です。
耐震等級とは、家がどのくらいの地震に耐えられるかを表したレベルのことで、1~3のレベルまであります。
国土交通省が定める住宅性能表示制度によると、耐震等級3が最も耐震性が高い等級です。
住宅性能表示制度とは、2000年に定められた「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいて運用された制度です。
耐震等級1は、建築基準法で定められている最低限の耐震基準を満たした住宅で、耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられるレベル、耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられるレベルです。
耐震性に不安がある方は、耐震等級も併せて確認してみましょう。
▶おすすめコラム:平屋はほんとうに地震に強いのか?平屋の耐震性について解説します
3位:依頼先
依頼先をどの住宅メーカー、工務店にするかも重要なポイントです。
依頼先は大きく分けて3つ、ハウスメーカー、工務店、設計事務所があります。
ハウスメーカー
・全国に展開している大手の住宅会社
・主に規格化されたプランの中から住宅を選ぶため、工期は短めです。
・大手住宅メーカーならではの最新技術を導入したい方、安心感が欲しい方にオススメ。
工務店
・地域密着型で住宅の設計や施工を行う会社。
・ハウスメーカーに比べ設計の自由度は高いが、家が規格化されていないため工期が少し長めになります。
・費用を抑えたい方、相談したい時など“即”対応してほしい方にオススメ。
(地域密着型のため、ハウスメーカーに比べスピーディーに対応可能)。
設計事務所
・設計や施工管理を行う会社。
・設計に特化しており、唯一無二の自分たちだけの家を創れる。
・デザイン性重視の方、ゼロから自分だけのこだわりの家を建てたい方にオススメ。
ハウスメーカーにするのか、工務店にするのか、設計事務所にするのか、依頼先のタイプを決めた上で、具体的にどこに頼むか信頼できる会社を選びましょう。
▶おすすめコラム:地域に根差した住宅会社で家を建てるメリット|相馬市・南相馬市の注文住宅
2位:土地
家づくりにおいては、「どこに家を建てるか」も重視したいポイントです。
どんな場所に家を建てるかの場所選びも重要ですが、周辺環境やアクセスの良い土地であるほど価格は増してしまいます。
家自体であれば、住んだ後でもリフォームでお金をかければ、間取りなどの変更はできます。
しかし「場所」を変えるには引っ越し以外に選択肢がないため、土地選びは非常に重要な選択になります。
土地探しの中で何を重視すればいいかは、状況や家族構成にもよります。
「交通利便性・自然環境・医療施設・教育施設・買い物施設」の5つの観点で優先順位をつけて、自分たちの暮らしに合う生活環境のイメージをまとめていきましょう。
また、その際には優先したい条件だけでなく、「ここは避けたい」というようなNG条件も一緒に考えましょう。
▶おすすめコラム:土地選びには優先順位が大切?3ステップで自分に合った土地を選ぶ方法
1位:予算
最も家づくりにおいて重視したいポイントは、「いくらで住まいを建てるかの予算」です。
自分たちはいくらお金が借りれるのか、その中で土地代に、建築費用にどのくらいお金をかけるかという全体的な予算をしっかりと検討する必要があります。
第一歩として「住宅費」「生活費」「教育費」の3つの支出のバランスを考えることをおすすめしております。
何年後にどんな出来事があり、どれぐらい出費があるか書き出して収支の計画を立てることも重要になってきます。
これらは自分たちだけで考えるのは難しい部分もございますので、住宅会社かファイナンシャルプランナーなどプロの意見を聞きながら、一緒に考えていく方が良いでしょう。
ご自分で調べると、住宅ローン減税や住まい給付金、贈与税非課税枠なんて言葉を見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
そういった利用すべき補助金等も分かりやすく、ご案内させていただきます。
建設費用と土地代、それぞれどのくらい予算をかけるか悩ましいところですが、収入と併せて考えてみてください。
▶おすすめコラム:知ってた?無理のない住宅ローンの返済比率!?
まとめ
新築を建てる際、一般的に重視した方がいいポイントをご紹介しました。
ですが重視すべきポイントは、何のために、誰のために家を建てるか?でも変わってきますよね。
「子どものために広い家に」、「両親のためにバリアフリーに」、「騒音を気にせずにペットを飼える家に」など色々あるかと思います。
▶おすすめコラム:家を建てるタイミングを考える際には子供のことを考えよう!
▶おすすめコラム:ペットと暮らすための工夫やアイディア ワンちゃん編(前編)
今回は、前提として一般的に多くの方があてはまる重視すべきポイントをご紹介しましたが、もし他に重視したいことがあればぜひアイリスホームの他の記事も参考にしてみてください。
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